お知らせ

五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2018年4月23日月曜日

[ニュース分析]北,核・ICBM開発凍結宣言… '金正恩非核化'意味は? 世界日報

http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=022&aid=0003267671&date=20180422&type=1&rankingSeq=8&rankingSectionId=100


核試験場廃棄宣言の受け取りは様々だが、ICBMの完成はまだなので米国が喜ぶのは当然だとの指摘は、納得できる。ただし、完全なだましのテクニックとみることも難しい。

こういう提案は会談の中でやれば、衝撃が大きいはずだが、あえて国内外に宣言した。それなりに切迫した理由があるとしか思えない。


北朝鮮が去る20日平壌で金正恩労働党委員長主宰下に党中央委員会第7期第3次全員会議を開催したと労働党機関紙労働新聞が21日報道した。

金正恩北朝鮮委員長が核武力・経済建設並進路線で経済建設総力路線に転換しながら,核・大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発凍結を宣言したが核保有国主張は事実上維持した。

朝鮮労働党中央委員会は20日第7期第3次全員会議で核実験・ICBM発射試験中断および北部核実験場(咸鏡北道ブンゲリ核実験場)閉鎖などを骨子でする新しい決定書(‘経済建設と核武力建設病気進路では(路線)の偉大な勝利を宣言することに対し’)を全員一致で採択したと朝鮮中央通信が21日報道した。

労働党は決定書を通して
△核兵器兵器化の信頼できる実現厳粛明言
△核・ICBM試験中断および北部核実験場閉鎖
△核実験中止は世界的軍縮のための主要過程であり,核実験全面中止のための国際的努力に結集
△核威嚇がない限り核兵器不使用および核兵器・技術移転
△経済と人民生活の画期的向上に戦力集中
△周辺国および国際社会との連係・対話積極化

を宣言した。

決定書採択全員一致金正恩北朝鮮委員長等朝鮮労働党中央委員らが20日開かれた党中央委第7期3次全員会議で右手を聞いて,核実験・大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験発射中断と経済建設総力路線を宣言した決定書採択に全員一致で賛成している。

主席団左側から党政治局常務委員の金英南最高人民会議常任委員長,金委員長,崔リョン年党中央委副委員長,パク・ポンジュ内閣総理.
ファン・ビョンソの席は片づけられないで空席で残っていて,完全に粛清されないでいると見られる。

金委員長は報告で“核兵器兵器化完結が検証された条件で今は私たちにそのどんな核試験と中長距離,大陸間弾道ロケット試験発射も必要なくなったし,これに伴い北部核試験場も自らの使命を終えた”と明らかにした。

引き続き“私たちの党の病気進路船が偉大な勝利で結束になったように経済建設に総力を集中するところ対する新しい戦略的路線も必ず勝利すること”と強調した。

北朝鮮発表は北朝鮮非核化と一緒に終戦宣言・平和体制構築問題などを議論する南北および北朝鮮・米首脳会談を控えて肯定的雰囲気を作った。

大統領府ユン・ヨンチャン国民疎通首席は“朝鮮半島非核化のための意味ある進展”としながら“近い将来ある南北首脳会談と北朝鮮・米首脳会談の成功のため非常に肯定的環境を作るのに寄与すること”と明らかにした。
ドナルド トランプ米国大統領は21日(現地時間)ツイーター上に“北朝鮮と全世界に非常に良いニュースで大きい進展”と歓迎した後,22日ツイーターでは“北朝鮮に関する結論を下すまでは遠い道が残っている”と明らかにした。

22日訪韓したソンタン米国国務省東アジア太平洋担当次官補代行も“非常に肯定的(positive)”といった。

北朝鮮の核・経済並進路線で経済建設総力路線に転換はひとまず進展で見られる。
北朝鮮は核開発と関連して,制度的,政策的に三つ動力を持っていた。

2012年憲法の核保有国地位挿入,2013年3月党中央委第6期第23次全員会議での核・経済並進路線採択,2016年5月党大会での核保有国と恒久的な核・経済並進路線を核心とする党規約採択がそれだ。

北朝鮮非核化に懐疑的な人々はこの三つ事例を例にあげながら,否定的立場を堅持してきたという点で北朝鮮の路線変化とプンゲリ核実験場閉鎖措置は肯定的評価を受けられる。

特に北朝鮮のICBMが大気圏再進入技術未確保などの理由でまだ完成段階に至っていない状態で北朝鮮がICBM追加試験発射中断を宣言したことは北朝鮮・米対話にも影響を与える展望だ。

鄭成長世宗研究所統一戦略研究室長は“北朝鮮がこれからICBM試験発射をしないということは米国に大きい威嚇と見なされる北朝鮮のICBM能力完成をあきらめるという意味と解釈される”として“金委員長のこのような宣言は米国行政府に非常にうれしい便りにならなくなれない”と分析した。

北朝鮮が核保有国という表現を使わなかったが事実上核保有国地位主張を継続したことは今後北朝鮮非核化過程が順調でないことを予告する部分だ。
労働党は決定書で“核兵器兵器化を信頼できるように実現した。

核試験中止は世界的な核軍縮のため重要な過程”と明らかにした。

‘核兵器化の実現’と‘核軍縮’を言及したことは核保有国の地位で核軍縮会談に出るという北朝鮮の従来の立場で大きい変化がないことで解釈することができる。

反面韓・米はCVID(完全で検証可能で,復帰不可能な非核化)が目標であることを明確にしている。

柳ホヨル高麗大統一外交学部教授は“決定書を見れば核武装力放棄や非核化意志は探せなくて現在までのところは核・経済並進路線の第2期で進入するという宣言だけ”としながら“北朝鮮が非核化に入る時まで生半可に制裁の城壁を崩すことがあってはならない”と話した。

雰囲気は過去二回と違う

http://www.nocutnews.co.kr/news/4958631

私が思うに、今回の南北会談は

金正恩が非核化を言っている

米国との会談もあり、南北関係以外にも議題が広げられる

核実験場の廃棄を自分から言いだした

韓国は仲介役として、あまり無理な合意を目指さすにすむ


などの違いがある。



CBSノーカットニュースと会った1・2次南北首脳会談参加人々は4日先に迫った今回の会談が議題と周辺状況などにあって先んじた二度とは完全に違った会談だと比較した。

特に北米首脳会談を控えて開かれる事前調整の性格が強いだけにいつの時より成功の可能性が高いがそれだけ精巧な交渉が必要だと提言した。

2000年と2007年に開いた先んじた首脳会談らは北朝鮮の核が凍結した状態で成し遂げたことだったとすれば今回の首脳会談は北朝鮮が核武力完成を宣言した状態で行われる初めての会談だ。

その間北朝鮮が韓国からの経済的支援のための動きを見せてきたことと別に直接"先代の遺言"という表現を使いながら,積極的な非核化意志を見せる点また変わった北朝鮮の雰囲気をのぞけるようにする。

参加政府時期2次首脳会談成功のために対北朝鮮特使で活動した民主平和党の鄭東泳議員は"その間洞窟の中でヨモギとニンニクをかんだ時期を清算して陽光が映る広場で,国際社会に出てくるようになること(韓国のことわざか? 意味が分からない 訳者)"としながら"策略やトリックという考えもあるが北朝鮮金正恩閣僚長の今年新年辞から始まって続く流れは戦略的決断という感じがさらに強い"と話した。

金正日国防委員長との会談に対する確答もなしで始まったし,金日成の墓地の錦繻山宮殿参拝など難題が隠れていた2000年会談と比較すると秘密議題が設定される可能性が非常に低く、非核化という特定主題に両国皆集中しているという差異点があって,満足するほどの結果を得ることができるだろうという楽観が優勢だ。

北朝鮮の正常国家化のための意欲が非常に高い状況で非核化に最も重要な役割をしている米国と北朝鮮の会談が1ヶ月の後に続くだけにわが政府が架け橋の役割だけ忠実に,すれば南北会談は失敗するのが難しいという展望までも出てくる。

対北朝鮮特使で1次会談準備作業を主導した民主平和党朴智元議員は"平和協定締結,大使館交流むくことも話が出ているけれど結局北米交渉がこわれれば全てのものがこわれる"として"文在寅大統領が自ら南北首脳会談が北米首脳会談の道案内と称しながら,すべての球をトランプ米国大統領に返しているのは上手な対応だ"と高く評価した。

大統領秘書室第一付属室長で1次会談に参加した民主党金ハンジョン議員は"議題設定や会談の雰囲気などすべての部分で今回の会談が比較できなく良い"として"核交渉を通した体制安全保障確保戦略を持った北朝鮮と核脅威減少と朝鮮半島安定化を望む米国へ行った北朝鮮と米国の会談が捕えられているから南北会談は非常に希望的だ"と展望した。

ただし北朝鮮は過去合意内容を守らなくて信頼を失った戦力を,米国は2000年ビル・クリントン当時大統領が平壌訪問に対する事前作業を終えても政治的な理由でこれを施行しなかった経験を各々持っていて,このような歴史を繰り返さないための努力は必ず必要だということが先輩らの共通した助言だ。

特に米国は完全で検証可能で,復帰不可能な核廃棄,すなわちCVID後補償を前提とする一括妥結を守る反面北朝鮮は非核化と平和体制,北米関係正常化などを段階的ながらも同時的に解決しようと主張する立場の差を見せていて,これを調整する作業がいつの時より重要な状況だ。

鄭議員は"トランプ大統領は自身の任期内に成果を上げるために期間を釘をさそうとすることで北朝鮮も核施設撤去などに時間が必要だからそれぞれ違った時刻表を互いに合わせるのが重要だ"として"北核の核心関係国の米・中・南・北間の日程表を組むに当たり韓国の中間子的な役割が重要だ"と話した。

金議員は"南北関係の信頼は政治・社会・経済・軍事など多方面の交流拡大を通して構築されるべきなのに今は政治,特に米国と合せて核脅威除去にだけにこだわる傾向がある"として"北朝鮮が一度にすべての問題を解決しようとはじない。そのため、精巧な調整のための忍耐と根気が必要だ"と提言した。

2018年4月22日日曜日

党中央委で居眠りした軍幹部の運命は


http://www.yonhapnews.co.kr/nk/2018/04/22/4807010000AKR20180422027300014.HTML?template=7722

居眠りで地位はく奪というのも恐ろしい国だ。


北朝鮮軍部序列2位の李明秀総参謀長が去る20日金正恩閣僚長主宰で開いた労働党中央委員会第7期3次全員会議でうとうとしている姿が22日捉えられた。
特に北朝鮮の'死神'で呼ばれる趙延俊労働党検閲委員長がこれを発見して李明秀に毒々しい眼差しを送る姿も確認された。
このために李明秀の今後去就に関心が傾く。
この日朝鮮中央TVが公開した労働党全員会の映像では会議場最前列に座った85才高齢の李明秀が頭を深く下げて微動もしないでいる姿が確認された。
当時金委員長は演説中であったのに,他の幹部らが金委員長'言葉'を熱心に書く姿とは対照的に李明秀の指に挟まれたボールペンは全く動かなかった。
金正日国防委員長の最側近だった李明秀は金正恩政権の序盤期人民保安部長を最後に引退して2016年2月総参謀長(合同参謀議長格)に抜擢されながら,権力舞台にまた登場した。
総参謀長任命を契機に軍副元帥階級章を受けて労働党政治局委員,党中央軍事委員会委員名簿にも名前を上げて金正恩委員長の信任を受けた。
しかし金委員長が経済・核武力建設並進路線の'勝利'を宣言して労働党の新しい戦略路線を提示する重要な瞬間にうとうとしていたとのことが確認された状況で李明秀が席を守るのが難しくないかという展望が出てくる。
最高指導者が駐在した会議で,特に最高指導者が話す時うとうとするのを最高の'不敬罪'と見なすためだ。

総参謀長,人民武力部長など核心職務をみな横取りしながら,一時北朝鮮軍序列1位に議論された玄英哲も2015年4月金正恩委員長が演説する時うとうとして処刑されたと伝えられた。

当時国家情報院は国会情報委員会現安保高で玄英哲が軍関連会議で金委員長の演説中うとうとする姿が摘発されたうえに彼の指示に言い返して不履行したし,金委員長に対する不満を表出するなど'不敬','不忠'が指摘されて,2015年4月30日頃'反逆罪'で処刑されたと明らかにしたことがある。

一方朝鮮中央TVが公開した全員会の映像では李明秀の後列に座った趙延俊とノ・グァンチョルが深刻な表情で李明秀を凝視する姿も捉えられた。

趙延俊は金正恩体制スタート直後から党検閲委員長へ席を移した昨年10月まで労働党組織指導部第1部部長を過ごした。

党中央委員会(中央党)内党組織の本部当たり責任費でも兼職した趙延俊はすべての中央党幹部らを監督・統制下は位置にあって金委員長の叔母の夫張成沢をはじめとする高位幹部らの粛清に関与してきたことが分かった。

ある高位層出身北脱出民は"北朝鮮幹部らの間で趙延俊に一度かかれば生き残ることができないからといって彼が'死神'に通じる"として"趙延俊が李明秀のうとうとする姿をにらんだとすればそのまま通り過ぎないこと"と話した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E5%BB%B6%E4%BF%8A