お知らせ

五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください

2011年5月31日火曜日

金正恩大将昨年に結婚していた? 統一ニュース

にわかに信じがたいが、最近平壌に出現している意味のよく分からない石碑と結びつけて解説しているのがユニークと言えばユニーク。訳してみた。

 

<単独>北後継作業順調に進行..
普通江旅館に大将福碑石
2011年05月30日(月)14:22:24キムチカン記者ckkim@tongilnews.com
金正恩、昨年9.28党代表者会頃結婚

金正恩北朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長が昨年、結婚をしたと知らされた。
最近北朝鮮を行ってきたある海外同胞要人は北朝鮮訪問中北側要人から“金正恩隊長が結婚をしたという話を聞いた”としながら“結婚は昨年9月28日開催された労働党代表者会に際してだった”と明らかにした。

合わせて彼は“金大将の結婚の便りは北側人民らもよく知らずにいる事実であり、ごく少数の幹部らだけ知っている”と付け加えた。

しかし確認を要請を受けた政府関係者は30日"金正恩結婚に対して知っていることはない"と話した。

この海外同胞要人はまた金正恩副委員長の後継作業が順調に進行していながら、金副委員長が軍隊を中心に党と政府事業まで深くと関与していると伝えた。

その理由で彼は“金大将が父親の金正日国防委員長の現地指導に同行する”とし、“その他に個別的にも現地指導する。特に軍事部門はすべて行うと見れば良い。軍事部門現地指導の姿が北側TVにしばしば出る”と伝えた。

彼は“4月25日建軍節の時TVを見たのに、金大将にある将校が報告する場面が放映された”としながら“そのプログラムの最後は‘足取り(パルコルム)’が流された”と付け加えた。

合わせて彼は“平壌市内建物外壁にはまだないが偶然に事務室中に入ったところ‘尊敬する金正恩隊長の言葉を敬って...’で始まる標語があった”とし、“後継作業が順調に進行していることを感じた”と所感を明らかにした。

首領福'、'将軍福'、'大将福'の碑石が新しく設置された。

首領福、将軍福、大将恩恵を受けたという話をしばしば聞いたとして、“普通江旅館に行って前庭に‘首領福’、‘将軍福’、大将福‘各々の碑石等を見た”と証言した。

普通江旅館は海外同胞や外国人もしばしば利用するホテル級旅館でこちらに‘大将福碑石が設置されたことはそれだけ金正恩副委員長の後継ぎ構図がはかどったことを示唆すると見られる。


また他の海外要人は“今北側の人らの間で金日成主席は哲学形指導者、金正日国防委員長は将軍型指導者、金正恩大将は先端型指導者と呼ばれる”としながら“金正恩大将が‘先端を突破しなさい’というスローガンを出していたし、彼と関連になったCNC、祝砲夜会、砲撃などが知られている”と明らかにした。

一方張成沢党行政府長の責任下に北朝鮮が野心に充ちるように推進してきた平壌市10万戸住宅建設事業も金正恩副委員長に権限が移された。

金副委員長の地位問題と関連し彼(統一ニュースに語った人の意味 訳者注)は“金隊長がこれ以上地位が上がってすることはないだろう。

それは重要でない”と断定した。
金正日、“私がもう楽になった”
彼は“金隊長はすでに北側人民らに後継者として受け入れられた”としながら“金正日国防委員長も初めから指導者という式で認められたことであって何の地位持ってなったのではない。
金隊長も同じだ。
北側人民らの心にすでに刻まれている”と明らかにした。
彼は金正日委員長が幹部らに“(金正恩副委員長のために)私がもう楽にになった”という話をしばしばするという話を聞いたと付け加えた。

国内のある対北朝鮮専門家は“金正日国防委員長も1973年9月組織担当秘書に任命されて、事実上後継者として内定した直後正式結婚をした”として“金正恩副委員長が昨年党代表者会を前後して結婚したという話は、事実の可能性が大きいと見られる”と話した。

彼はもまた金正日委員長が労働党内で後継者で活動し始めた後、3年ぶりに党.政.軍分野に後継者の唯一指導体制を構築した点を上げて“金正恩副委員長中心の唯一指導体制がほとんど確立段階に入ったと評価される”と付け加えた。

2011年5月28日土曜日

第4夫人? 金玉氏がでずっぱり

今回の金総書記の訪中は、成果なしで一致しているんだけれども、

意外に関心を呼んでいるのが、金玉氏の動向である。行く先々で金総書記の車から降りてくるし、会談にも同席していた。

中国側の晩餐会では、堂々と中国外相の隣に座っていた。

少し年齢は行っているが、昔の面影があり、間違いなく本人である。

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若い頃の玉氏、この写真はその後、修正され、玉氏の姿が消された。

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趙明禄が米国でクリントンと会談した時にも同席していた。

キャプチャ

今回パンダ電子を訪問した時、車の後部座席から降りた黄色い服の女性が金玉氏らしい。

 

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韓国SBSの映像から。右から三番目が玉氏。

キャプチャ4

中国の楊外相の隣に座る玉氏。

2008年の報道によれば、北朝鮮の金正日総書記が脳卒中を起こした時「金玉氏しか近寄れないし、決裁も取れないようだ」と伝えられ、玉氏を通じて意思決定をしているとの見方が出てきた。

 韓国メディアによると、金玉氏は「金総書記の長男正男氏(37)らとともに総書記に自由に会える人物の一人」(中央日報)。現在、「金総書記に上がってくるすべての報告を検討し、総書記の面談相手決定や日程調整ができる、ほとんど唯一の人物」(12日付文化日報)ともいわれる。

 金玉氏は平壌音楽大でピアノを専攻し、現在の肩書は、北朝鮮憲法で「国家主権の最高軍事指導機関」と規定される国防委員会(委員長は金総書記)の課長となっている。

2000年10月に金総書記の特使として米国を訪問した趙明禄国防委第1副委員長に、「金仙玉」の仮名で同行した。その際、旅行かばんのキャスターが床に引っ掛かっても代表団の中に手を貸す者がなく、米韓情報当局者は「特別な人物ではない」と判断していた。

しかし、その後、頭角を現した金玉氏は、金総書記の個人秘書を経て、現在は「事実上の夫人」として一緒に暮らしているとみられている。

 金玉氏は、金総書記の後継者選びにも発言力を有しているとして、金玉氏の政策決定への関与の大きさ示しているという見方もある。

『中央日報』によれば、金総書記の前夫人で04年に死亡した高英姫氏が、自ら余命の短いことを知り、金玉氏を呼んで、自身が産んだ二男正哲、三男正恩両氏の面倒を見て欲しいと依頼したという。

2011年5月27日金曜日

中朝会談のポイント

キャプチャ会談

金総書記の訪中が終わった。

はっきりしなかった点だけを挙げると

1 正恩がなぜ随行しなかった、随行したとしてどうして表に出てこなかった

2 中朝経済協力について、どうして具体的な合意が発表されなかったか。逆に経済協力セレモニーは中止されたらしい。

3 訪問途中で、温家宝首相が訪中に言及。ネット上でも金総書記に関する規制をおこなっていなかった。

4 なぜ、日中韓首脳会談中に訪中したか

などなど。以下は会談のポイント。

 

北朝鮮:金総書記訪中 首脳会談の要旨

 【北京・共同】新華社電によると、中国の胡錦濤国家主席と北朝鮮の金正日総書記の会談で、朝鮮半島情勢をめぐるやりとりの要旨は次の通り。

 ◇胡主席
 中国は北朝鮮が朝鮮半島情勢の緊張緩和と外部環境改善のため行った積極的な努力を評価する。関係各国が引き続き、冷静さと自制を保ち、柔軟性を示して、朝鮮半島の平和と安定、発展のため努力するよう主張する。

 ◇金総書記
 朝鮮は力を集中して経済建設を進めており、安定した周辺(地域の)環境が非常に必要。朝鮮半島情勢の緩和を望んでおり、半島の非核化目標を堅持し、6カ国協議のできる限り早い再開を主張する。南北関係の改善にもずっと誠意を抱いている。6カ国協議再開推進と半島の平和と安定維持のため中国が行ってきた努力に感謝する。

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胡錦濤総書記,中朝友好協力関係の推進に5つの提言

2011/05/29

 胡錦濤中共中央総書記(国家主席)の招待で金正日朝鮮労働党総書記(国防委員長)が20日から26日まで中国を非公式に訪問した。北京では両総書記の会談と歓迎会が行われた。

 会談で胡総書記は中国共産党、中国政府、中国人民を代表して金総書記の再訪中を熱烈に歓迎。「今回の訪中は金総書記と朝鮮労働党中央が中朝の伝統的友情の強化・発展を非常に重視していることの現われであり、間違いなく中朝の友好協力関係をさらに高い発展水準へと押し上げるものだ」と述べた。また、最近の中朝関係の新たな進展を積極的に評価。「金総書記は中朝関係の発展を非常に重視し、昨年来3回訪中し、若い世代が朝中の友情をしっかりと引き継がなければならないと重ねて強調している。最近、双方は上層部が頻繁に交流し、経済貿易協力を深め、人的・文化交流を活発化させている。双方は朝鮮半島情勢など重大な問題において緊密な意思疎通と協調を保ち、朝鮮半島の平和と安定を共同で守っている」と強調した。

 胡総書記はさらに「中国共産党と中国政府は常に戦略的・長期的視点から中朝関係を把握し、伝統継承、未来志向、善隣友好、協力強化の精神を堅持し、中朝の伝統的友情の強化・発展を確固不動たる方針としている。朝鮮側と共に努力して、中朝友好協力関係の不断の前進を図り、地域の平和・安定・繁栄を維持・促進したい」と指摘。(1)ハイレベル交流を強化し、中朝の友情を深める。朝鮮の指導者の訪中を歓迎する(2)治党・治国経験の交流を強化し、各自の経済・社会発展を促進する(3)互恵協力を拡大し、両国人民に幸福をもたらす(4)青少年交流を柱に文化・教育・スポーツ分野の交流を深め、中朝の友情を世々代々伝えていく(5)国際・地域情勢および重大な問題で意思疎通を強化し、協調を保ち、地域の平和と安定を共同で守る--ことを提言した。

 金総書記は「朝中両国人民の友情はとても貴重だ。友情を次の世代、また次の世代へと継承していかなければならない。これはわれわれにとって重大な歴史的使命だ。今年は朝中友好協力互助条約の締結から50周年にあたる。この条約は朝中の先代の指導者が残した重要な遺産であり、非常に重要な意義を持つ。先代の指導者の伝統を継承し、中国側と共に努力して、朝中友情にたゆまず新たな、一層の発展があるようにしなければならない」と表明した。

 双方は朝鮮半島情勢や関心を共有する国際・地域問題についても踏み込んで意見交換した。胡総書記は「中国は朝鮮半島情勢の緩和や外部環境の改善に向けた朝鮮側の前向きな努力を積極的に評価している。また、引き続き朝鮮半島の平和・安定と非核化の旗を高く掲げ、冷静さと自制を保ち、柔軟性を示し、障害要因を取り除き、相互関係を改善して、朝鮮半島の平和・安定・発展に向けて積極的に努力するよう各国に訴えている」と強調した。金総書記は「朝鮮は現在、経済建設に力を集中しており、安定した周辺環境を強く必要としている。われわれは朝鮮半島情勢の緩和を望み、朝鮮半島の非核化という目標を堅持している。また、6カ国協議の早期再開を訴え、北南関係の改善に対して一貫して誠意を持っている」と表明。6カ国協議の再開や朝鮮半島の平和・安定に向けた中国側の努力に感謝の意を表した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年5月27日

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新華社報道

5月25日,中共中央总书记、国家主席胡锦涛在北京人民大会堂同朝鲜劳动党总书记、国防委员会委员长金正日举行会谈。 新华社记者李学仁摄

应胡锦涛总书记邀请朝鲜劳动党总书记金正日对我国进行非正式访问

  胡锦涛同金正日举行会谈

    温家宝会见 贾庆林李长春习近平李克强贺国强周永康分别陪同参观或参加有关活动

新华网北京5月26日电(记者钱彤)应中共中央总书记、国家主席胡锦涛的邀请,朝鲜劳动党总书记、国防委员会委员长金正日5月20日至26日对我国进行非正式访问,并在北京、黑龙江、吉林、江苏参观考察。

  在北京期间,胡锦涛同金正日举行会谈并举行欢迎宴会。中共中央政治局常委、国务院总理温家宝会见金正日。中共中央政治局常委贾庆林、李长春、习近平、李克强、贺国强、周永康分别同金正日会晤、陪同参观或参加有关活动。

  会谈中,胡锦涛代表中国党、政府和人民对金正日再次访华表示热烈欢迎,认为这次访问充分体现了金正日总书记和朝鲜劳动党中央对巩固和发展中朝传统友谊的高度重视,必将推动中朝友好合作关系迈向更高发展水平。胡锦涛积极评价近来中朝关系取得的新进展。他强调,金正日总书记对发展中朝关系高度重视,去年以来3次访华,多次强调年轻一代要接好朝中友谊的班。近来,双方高层交往频繁,经贸合作深化,人文交流活跃,就朝鲜半岛局势等重大问题保持密切沟通和协调,共同维护了朝鲜半岛和平稳定。

  胡锦涛指出,中国党和政府始终从战略高度和长远角度把握中朝关系,坚持继承传统、面向未来、睦邻友好、加强合作的精神,始终把巩固和发展中朝传统友谊作为坚定不移的方针。中方愿同朝方一道努力,推动中朝友好合作关系不断向前发展,维护和促进本地区和平、稳定、繁荣。一是加强高层交往,深化中朝友谊。欢迎朝鲜领导同志访华。二是加强治党治国经验交流,促进各自经济社会发展。三是扩大互利合作,造福两国人民。四是深化文化、教育、体育等领域交流特别是青少年交往,使中朝友谊世代相传。五是就国际和地区形势及重大问题加强沟通、保持协调,共同维护本地区和平稳定。

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朝鮮中央通信

http://blog.livedoor.jp/tabakusoru/archives/65660280.html

2011年05月27日
金正日国防委員長、中国を非公式訪問(全文)
【平壌5月26日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記である金正日・朝鮮民主主義人民共和国国防委員会委員長は、中国共産党中央委員会総書記である胡錦濤・中国国家主席の招請により、5月20日から26日まで中国を非公式訪問した。


 朝鮮労働党中央委員会政治局委員である党中央委員会の金己男、崔泰福の両書記、党政治局委員である姜錫柱内閣副総理、党政治局委員候補である国防委員会の張成沢副委員長、党政治局委員候補である党中央委員会の金永日、朴道春、太宗秀の各書記、党政治局委員候補である文景徳・党中央委員会書記兼平壌市党責任書記、党政治局委員候補である党中央委員会の朱奎昌部長、金桂官第1外務次官、池在龍・中国駐在朝鮮大使が随行した。

 中国の党・国家の指導者は、血潮で結ばれた朝中友好の強化・発展のために再び中国を訪問した金正日国防委員長を熱烈に歓迎し、最大の誠意を尽くして手厚く歓待した。

 金正日国防委員長は、胡錦濤国家主席と中国共産党中央委員会政治局の温家宝、賈慶林、李長春、習近平、李克強、賀国強、周永康の各常務委員と各々会って談話を交わした。

 北京に到着した金正日国防委員長を中国共産党政治局常務委員である中国人民政治協商会議全国委員会の賈慶林主席、党政治局委員である劉淇・北京市党書記をはじめ中央と北京市の指導幹部が出迎えた。

 金正日国防委員長に可愛らしい子供が香ばしい花束を差し上げた。

 金正日国防委員長は、賈慶林主席と談話を交わした。

 賈慶林主席は、胡錦濤総書記同志の委任により中国共産党と中華人民共和国政府、中国人民の名において金正日同志の訪中を熱烈に歓迎すると述べた。

 賈慶林主席は、胡錦濤総書記同志と中央指導集団の指導幹部らが金正日同志の訪中を高度に重視し、総書記同志との対面を待っていると語った。

 金正日国防委員長は胡錦濤国家主席と25日、北京であたたかく対面し、会談した。

 会談には、中国側から党政治局常務委員である習近平国家副主席、党中央委員会書記処書記である党中央委員会弁公庁の令計画主任、戴秉国国務委員、党中央委員会の王家瑞対外連絡部長、楊潔?外交部長、国家発展改革委員会の張平主任、陳徳銘・商務部長、党中央委員会対外連絡部の劉結一副部長、劉洪才・駐朝中国大使が参加した。

 また、朝鮮労働党中央委員会政治局委員である姜錫柱内閣副総理、党政治局委員候補である党中央委員会の金永日書記、金桂官第1外務次官が参加した。

 胡錦濤国家主席は、金正日国防委員長の訪中は両国の伝統的な友好・協力関係をより高い段階に発展させるうえで特別に重要な意義をもつとし、中国の党と政府、人民を代表して国防委員長の訪中を熱烈に歓迎した。

 そして、歴史的な朝鮮労働党代表者会議の精神を体して金日成主席生誕100周年にあたる2012年に強盛大国の大門を開けるために力強いたたかいを展開している全朝鮮人民に親切なあいさつを伝えた。

 胡錦濤国家主席は、金正日同志が昨年、2回にわたって訪中したのに続き、9カ月ぶりに再び訪中したのは両国の老世代指導者がもたらした伝統的な中朝友好をどんなに重視しているかに対するはっきりした実証になるとし、中朝友好の絶え間ない強化・発展のために傾けている総書記同志の貢献を高く評価した。

 胡錦濤国家主席は、金正日同志が中国の東北地域と華東地域の長い路程を行き来しながら、中国で起きている転変について評価したのは中国人民のたたかいに対するこの上ない鼓舞と積極的な支持になると指摘した。

 金正日国防委員長は、胡錦濤総書記同志と再び会うことになったのを喜ばしく思うとし、中央の指導幹部たちを国境駅にまで派遣して親切に出迎え、訪問期間、あたたかく歓待してくれたことに深い謝意を表し、中国共産党創立90周年を迎えることになるすべての中国共産党員と人民に熱烈な祝賀のあいさつを送った。

 金正日国防委員長は、活力に満ちて絶え間なく前進している中国の東北地域と華東地域を訪問した所感を披れきした。

 金正日国防委員長は訪問期間、経済と文化、先端科学技術分野をはじめ広大な中国大陸で収められている成果から急速に変ぼうしている中華大地の躍動する発展ぶりを直接目撃することができたと述べた。

 朝中両党、両国の最高指導者は、同志的で真しかつ友好的な雰囲気のなかで自国の状況を通報し合い、両党、両国の関係をよりいっそう発展させることについて虚心坦懐に意見を交換し、完全な見解の一致を見た。

 両国の最高指導者は、60余年の誇らしい歴史的路程を歩んできたし、新たな高い段階に上がった朝中友好・協力関係を代を継いで継承し、強化、発展させるのは他人が代わることのできない共同の聖なる責任と確固不動の立場であるということについて見解を同じくした。

 また、昨年、長春での対面以降、両党、両国の指導者が成し遂げた合意に従ってその問題を執行するために両国の政府と人民が各部門で努力したと認めた。

 そして、高位級往来と人文交流の強化、経験交流と互恵協力の拡大など各分野で朝中関係を発展させるのが両国の社会主義建設をいっそう力強く推進させ、双方の共通の利益と地域の平和と安定、繁栄をよりよく守護し、促進させることに有利であるとし、このための一連の対策的問題を話し合い、合意した。

 胡錦濤国家主席は、両党、両国間の団結を強化し、中朝友好・協力関係を時代とともに前進させるのは新たな時期、新たな情勢の要求であるとし、中国共産党と中華人民共和国政府は両国の老世代革命家の貴い魂が宿っている伝統的な中朝友好のバトンをしっかり継承するうえで歴史的責任を果たしていくと指摘した。

 胡錦濤国家主席は、中国側は朝鮮側とともに共同の努力で中朝友好に新たな生気と活力を注入し、中朝善隣・友好・協力関係を促してさらに幅広く発展させて両国、両人民にさらなる福利を与え、北東アジア、ひいては世界の平和と安定、繁栄にさらなる寄与をしようとすると強調した。

 金正日国防委員長は、山と川が連なり、長い歴史と伝統を有している朝中友好は厳しい風波と試練に打ち勝った不抜の友好として、歳月が流れ、世代が交代しても変わらないとし、両国の老世代指導者の崇高な志と朝中人民の念願に即して友好・協力関係をいっそう強化、発展させようとする朝鮮労働党と共和国政府の変わらぬ意志と決心を再度せん明した。

 金正日国防委員長は、中国の党と政府が朝中友好を終始一貫、戦略的高さと展望的な角度で重視し、社会主義を守り抜き、国の富強・繁栄を遂げるための朝鮮人民のたたかいを積極的に支持、声援していることに謝意を表した。

 また、朝中両国人民の心の中に根を下ろした兄弟的友好のきずなをいっそう強固にして、共同の富である朝中友好を各分野にわたって活力あるものに強化していくために努力の限りを尽くすと指摘した。

 金正日国防委員長は、中国人民が中国特色の社会主義を建設するための偉業の遂行で新しい成果を収めていることを評価し、朝鮮人民は隣邦の中国で万事がスムーズに運ばれていることを自分のことのように喜んでいると述べた。

 会談では、近年間、数回にわたって行われた朝中最高指導者の歴史的な対面以降、両国間の善隣・友好・親善・協力がいっそう増進、発展したことを高く評価し、社会主義の建設と祖国統一をめざす両党、両国人民の闘争に対する相互の支持と連帯が表された。

 胡錦濤国家主席は、朝鮮が安定と平和を守り、経済を発展させ、人民の生活を改善するために取った積極的な措置を高く評価し、金正日総書記同志を首班とする朝鮮労働党の賢明な指導のもと、朝鮮人民が社会主義の建設でさらなる成果を収めるよう願った。

 胡錦濤国家主席は、朝鮮の党と政府、人民が社会主義を守り抜き、自国の実情に合う発展の道を模索することを支持し、金正日同志の周りに全党、全国、全民が一心団結して力強いたたかいを展開して輝かしい成果を収めるものとの確信を表明した。

 金正日国防委員長は、胡錦濤同志を総書記とする中国共産党の指導のもとに中国人民が党の執権能力建設を強化し、科学的発展観を実践し、調和の取れた社会を建設する歴史的過程で絶え間ない新たな勝利を収めるものとの期待を表し、第12次5カ年計画遂行の初年である今年に誇らしい成果を収めるよう願うと指摘した。

 双方はまた、共同の関心事となる国際・地域問題、特に北東アジア情勢に関連して真しかつ深みのある意見交換を行った。

 双方は、全朝鮮半島の非核化目標を堅持し、6者会談の再開など対話を通じての平和的解決を追求し、障害的要素を取り除くのが北東アジア地域の全般的利益に合致すると認め、このために意志の疎通と調律をよく行おうということで意見を同じくした。

 金正日国防委員長の中国訪問を歓迎して胡錦濤国家主席が25日夕、人民大会堂で盛大な宴会を催した。

 宴会には、朝鮮労働党中央委員会政治局委員である党中央委員会の金己男、崔泰福の両書記、党政治局委員である姜錫柱内閣副総理、党政治局委員候補である国防委員会の張成沢副委員長、党政治局委員候補である党中央委員会の金永日、朴道春、太宗秀の各書記、党政治局委員候補である文景徳・党中央委員会書記兼平壌市党責任書記、党政治局委員候補である党中央委員会の朱奎昌部長、金桂官第1外務次官、池在龍・中国駐在朝鮮大使と大使館員が招かれた。

 また、中国共産党中央委員会政治局の李長春常務委員、党政治局常務委員である習近平国家副主席、党政治局常務委員である中央紀律検査委員会の賀国強書記、党政治局常務委員である中央政法委員会の周永康書記、党政治局委員である劉淇・北京市党書記、党政治局委員である中央軍事委員会の郭伯雄副主席、党中央委員会書記処書記である党中央委員会弁公庁の令計画主任、党中央委員会書記処書記である中央政策研究室の王滬寧主任、戴秉国国務委員、党中央委員会の王家端対外連絡部長、楊潔?外交部長、国家発展改革委員会の張平主任、陳徳銘・商務部長をはじめ中国の党・国家の指導幹部、劉洪才・駐朝中国大使が参席した。

 宴会では、胡錦濤国家主席と金正日国防委員長が演説した。

 宴会は終始、同志的で友好の情あふれる和気あいあいとした雰囲気の中で行われた。

 金正日国防委員長の訪中を歓迎して、中国の芸能人が特別に準備した芸術公演があった。

 有名な中央芸術団体と国内・国際コンクール受賞者が出演する公演の舞台には、「わたしの祖国」「紅楼夢」連曲、「チョウチョウに変化」「草原に昇った太陽」「はるか遠いところで」「わたしは北方の雪を愛する」「清い小川の水」「瞑想」「愛のあいさつ」「別れの時刻」をはじめ中国の歌と世界の名曲、朝鮮歌謡「思郷歌」「開花する働き場」「トラジ」「花のように咲いた真心」など多彩な形式のレパートリーが上がった。

 金正日国防委員長は、出演者の公演成果を祝って花かごを伝えた。

 金正日国防委員長は、胡錦濤国家主席と習近平国家副主席をはじめ中国中央指導集団の指導幹部とあたたかい別れのあいさつを交わした。

 胡錦濤国家主席は、金正日同志と再び会えることを望むとし、富強祖国建設偉業の実現をめざす総書記同志の重大な事業でさらなる成果が収められるよう願った。

 金正日国防委員長は25日、宿所を訪問した中国党中央委員会政治局常務委員である国務院の温家宝総理と会い、あたたかい談話を交わした。

 温家宝総理は、健康な金正日同志に再び会えたことをたいへんうれしく思うとし、総書記同志の今回の訪問路程が20年前、金日成主席同志の訪問路程と同じだと述べた。

 温家宝総理は、1991年10月、金日成主席同志の江蘇省訪問時、主席に同行したことが目の前にありありと浮かんでくると述べた。

 金正日総書記は、新世紀に入って7回目に中国を訪問したとし、中国の党と政府、人民は毎度、誠意を尽くして手厚く歓待してくれたと語った。

 そして、温家宝総理を通して朝鮮労働党中央委員会と朝鮮民主主義人民共和国国防委員会の名義で中国の党と政府、人民に戦闘的あいさつを伝えた。

 金正日国防委員長は26日、党中央委員会政治局常務委員である李克強国務院副総理と同行して北京郊外のデジタル公司を参観した。

 中国の10大ソフトウェア革新開発企業のひとつであるデジタル公司は、金融、通信、業務処理などに必要な各種のハードウェアとソフトウェアを自前で研究、開発して普及し、中国の各主要対象に情報技術サービスを提供する企業である。

 金正日国防委員長は公司を見て回り、科学者、研究者が最先端科学研究で多くの成果を収めたことを高く評価した。

 金正日国防委員長は、朝中双方が多くの面で互いに学び、経験を交流すべきだとし、中国人民が中国共産党第17回大会の精神にのっとって初歩的に富裕な社会を全面的に建設するための偉業の遂行で新しくてさらなる成果を収めるよう心から願った。

 金正日国防委員長のために李克強国務院副総理は、昼食会を催した。

 帰国する金正日国防委員長を北京駅で党政治局常務委員である中国人民政治協商会議全国委員会の賈慶林主席、党政治局委員である劉淇・北京市党書記をはじめ中国の指導幹部が見送った。

 金正日国防委員長は、訪問の全期間同行して誠心誠意案内してくれた戴秉国国務委員と党中央委員会の王家端・対外連絡部長、盛光祖・鉄道部長をはじめ中国の党と政府の指導幹部にあたたかく見送られ、中華人民共和国に対する非公式訪問を成功裏に終えて愛する人民が待っている祖国に向かって無事に帰路についた。

 共和国国防委員会委員長である金正日・朝鮮労働党総書記が朝中友好の絶え間ない強化・発展のために今回行った中華人民共和国非公式訪問は、胡錦濤国家主席と中国の党・政府の特別な関心とあたたかい歓待を受けて成功裏に行われた。

 金正日国防委員長は訪問結果に満足を表し、中国の党・政府の指導幹部の手厚い歓待に心からの謝意を表した。

 金正日国防委員長の歴史的な訪中は、伝統的な朝中友好をよりいっそう強化、発展させるうえで重大な意義を持つ一大出来事として朝中友好の年代記に輝かしく刻まれるであろう。

 

温家宝氏は会見の中で次のように述べた。中朝の友誼を固め、発展させることは中国の党と政府の確固とした揺るぎない方針で、両国と両国人民の根本的利益にかなっている。近年、中朝はハイレベル交流が緊密で、戦略的意思疎通が強まると同時に、経済・貿易などの分野の実務協力を推進し、両国の経済建設と民生改善を促している。中国は朝鮮と共に、各活動の仕組みの役割を生かし、地方と企業の積極性を一層引き出し、計画、協調を強め、互恵協力をより高いレベルに進めることを願っている。

  金正日氏は次のように述べた。最近、朝中両国の経済・貿易協力は多方面で進展を収め、鴨緑江の国境を跨ぐ新大橋などの建設も意義のある一歩を踏み出した。今年は朝中友好協力相互援助条約調印50周年で、双方はこれを契機とし、各分野の協力の拡大と深化をはかり、経済・貿易協力の新たな局面を切り開かなければならない。

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2011年5月26日木曜日

特別列車時速70km以下徐行…金正日健康異常信号? 列車愛第3弾

まだまだ帰らない金正日総書記。列車から見た訪中の分析、今回は健康問題です。


金正日北朝鮮国防委員長は今回の訪中で少なくとも表面では健康がはっきり感じられるように回復した姿を見せている。
彼は今回の訪中ですでに4000kmを越える距離を移動した。

滞在期間も25日、6日目に入り,昨年5月と8月訪中当時の5日を越えた。

前日南京を出発した後休まないで19時間を走り,北京に到着したことをみても金正日の健康が良くなったので可能だという分析が出てくる。

しかし一部では1075kmの南京~北京区間を19時間もかかるほど列車が徐行したことから金正日の健康が良くないためという分析を出している。

金正日が乗った特別列車は時速70km以下で運行されていると分かった。

南京を出発した特別列車でも金正日が乗って通うリムジンと並んで救急車が載っている姿が目撃された。

金正日がこの日午前9時20分頃釣魚台に到着した後,外部視察をしないで午後まで動かなかったのも健康上の問題で休息が必要だったためという分析だ。

この日北京駅には早朝から多数の警察車両と私服警察が配置されるなどものものしい警戒がなされた。

特別列車が入ってくるプラットホームは一般人出入が統制された。

午前8時頃からは釣魚台迎賓館から来た高級車両数十台が駅周辺で待機した。

金正日一行は午前9時に北京駅に到着した後,約50台の車両に乗って釣魚台に移動した。

車両が通過した市内などでは公安が道路の通行を封じ込めた。

金正日一行が釣魚台に入った後15分頃すぎて幼い学生たちを乗せたバスが迎賓館を出た。

2011年5月25日水曜日

金総書記、列車愛のなぞ 第2弾

 
なぜ金総書記の特別列車は、動きがなかなか把握できないのか。ソウル新聞が解説している。わざと夜行動しているという。次回も列車愛のなぞを翻訳します。

米国諜報衛星が24時間監視する状況で金委員長の特別列車行跡がたびたび消える。その理由は何だろうか。
特別列車に諜報衛星と偵察機の観測を避けられる特殊コーティングされたフィルムを付着して通うという情報もある。

しかし昨年二度訪中の時目撃された特別列車でそのような‘おかしな装備’は把握されなかった。

一部軍事専門家たちは‘鉄道大国’中国の特殊な状況を指摘している。

列車運行がまばらな北朝鮮では諜報衛星を通して、特別列車の足跡をリアルタイム監視できるが、途方もなく多くの電車が通う中国では上空からの衛星写真だけでは金委員長の特別列車を簡単に把握できないということだ。

特に特別列車が大部分夜に動くという点も大きい問題と指摘される。

金委員長が米国の諜報衛星が‘文盲’になる状況を念頭に置いて夜に移動しているという推論が成立するのだ。

実際に昨年5月遼寧省大連で北京に移動する時や北京訪問を終えた後、瀋陽側に移動する時、そして昨年8月吉林省長春で黒龍江省哈爾濱に動く時も皆夜だったせいで特別列車の行跡を置いて混線が醸し出したことがある。

防弾、部屋幅能力をそろえた金委員長の特別列車は通商通常12~13両で編成されていて、前後に機関車が連結しているが昨年5月訪中時は17両、8月訪中時は何と27両で大幅拡大組み合わせた。

北朝鮮朝鮮中央TVは2004年5月金委員長活動姿を現わした記録映画を送りだしながら、異例のソファと壁掛けTVなどが取りそろった特別列車内部を公開することもした。

金委員長が移動中、腎臓透析を受けるという点をすれば動揺することがない最適の環境をそろえたと見られる。

stinger@seoul.co.kr


過去記事も人気です。
http://cyucyo.blogspot.com/2010/05/blog-post_04.html

金総書記の列車好きの理由は?



金総書記の訪中が続いている。なぜ列車に乗って延々移動するのか、その理由ははっきりは分からないが、以前どこかで、総書記本人が「列車に乗れば、現地の事情がよく分かる」と話していたと書いてあった。しかし、今回は図們経由。ここは上り勾配になっているとされ、これまでは帰途に利用されていた。どうして行きにこの道を選んだのか。理由がありそうな気がする。

以下は、韓国での報道です。

【ソウル=ニューシース】アンホギュン記者 2011年05月21日(土)10:12
金正日北朝鮮国防委員長が20日、自身の特別専用列車の向こうに電撃訪中した。 金総書記は、北朝鮮の最高指導者の身分で訪中した7回のすべての列車を利用した。中国との国境を越えた特別列車の搭乗者がキムジョンウン、党中央軍事委副委員長ではなく、金委員長自身だった。彼の『列車への愛』に再び興味が持たれている。

金委員長は、2000年5月、2001年1月、2004年4月、2006年1月、2010年5月、2010年8月、今年の訪中までにすべて専用列車を利用している。

また、2001年7月26日から8月18日までに行われたロシアを訪問すると、2002年のロシア極東地域訪問の際にも、平壌からモスクワまで往復2万余㎞を、なんと24日にもわたって移動した。

金総書記は1965年に金日成主席のインドネシア訪問を実行するための専用機を使用したこと以外には一度も飛行機に乗って外国を訪問したことがない。

海外メディアと専門家たちは、金総書記の列車の愛について様々な分析を出している。 その中で最も代表的なものが高所恐怖症のために飛行機に乗らないことができないという説である。

米国の外交専門誌フォーリンポリシー(FP)は昨年、金総書記が列車便で中国を訪問すると、"金総書記は1976年にヘリコプター墜落事故でひどい怪我をした後、飛行への恐怖が生じて、絶対飛行機に乗らないことが分かった"と説明した。

しかし、2001年に金総書記のロシア訪問当時のイギリスの日刊紙フィナンシャルタイムズは、彼がたまに北朝鮮内でヘリコプターを利用すると紹介し、列車の旅は、世界の注目を自分に集中させるためのものだと主張した。

実際に金委員長が電車に乗って、中国訪問に出ると、特別列車の移動経路、停車駅など、すべてのことが話題になった。 特別列車が到着する地域は、彼の一挙手一投足を取材しようとする外信たちでいつもにぎやかだった。

この新聞は、列車の訪問が、世界の耳目が集中された中で、自分の中国訪問を浮き彫りにし、長距離の旅行にもいいほど、自分は健在で、北朝鮮を長く空けておいても大丈夫なほどの権力も発表であることを誇示しようとする意図だと分析した。

金総書記の列車の訪問が訪問国との同盟関係を誇示する為だという分析もある。

リーダーが専用列車に乗って他の国を訪問すると、飛行を利用した訪問よりも警護や交通規制の問題などで手続きが非常に複雑になる。

ロシアは2001年に金総書記の訪問時の警護のために総9228㎞に及ぶシベリア横断鉄道に100mごとに1人ずつ、警察を配置した。 金総書記の専用列車が立ち止まった場所にも配置され、警察や警備員を含めると、約10万人が動員された。

今回の訪中も例外ではない。 金委員長が経由する図們、牡丹江市、ハルビン地域には、前日から、中国公安が集中配置された。 また、中国訪問の準備から帰国するまで、少なくとも一週間から10日以上の列車の乗客と貨物輸送に支障をきたすされる。

したがって、このような不便さを甘受して、相手国が金総書記の列車の訪問を迎えるには、両国間の強固な同盟関係を対外的に知らせることができるということだ。

金委員長が、単に列車の旅を好きだという分析もある。 父親の金日成主席も列車旅行が好き、金主席のロールモデルにした金委員長も同じことだ。 彼はロシア訪問のため24日間の列車に乗ったときにも愉快な気分で車窓から見える大陸のあちこちを見ていた。

テロへの懸念も列車の訪問の理由になったとみられる。 飛行機がテロに遭い、爆発する場合は、生き残る可能性はほとんどありませんが、特別列車は、テロがあっても存続の余地があるからだ。 スターリンも、テロの可能性のために長距離旅行の際に飛行機やヘリコプターの代わりに列車を頻繁に利用したことが分かった。

金総書記の特別列車は、外部の防弾装置はもちろん、82㎜迫撃砲まで備えている。

彼が搭乗した1号客車の内部は、高級ホテルに劣らないの寝室があり、移動経路を直接表示できるように衛星の電子地図とインターネットが設置されており、映画鑑賞のための大型スクリーンもあることと知られた。 この他にも宴会場や会議室、医療室まで完備いると伝えられた。

1号客車は、移動時に先行列車と後続列車の完璧な警護を受ける。 鉄道の管理も厳しく、北朝鮮は、2004年4月、金総書記を狙ったとみられる竜川駅爆発事故が発生すると、当時の責任者だった金容三前鉄道相を更迭した。

2011年5月23日月曜日

誤報はなぜ起きたか 東亜日報

正恩訪中説は誤報と判明したが、なぜ起きたのか。よくまとまっている東亜日報を訳した。


金正日訪中]政府情報力不在が‘金正恩訪中’誤報呼んだ
記事入力2011-05-21 03:16
[東亜日報]
20日明け方特別列車便で電撃訪中した主人公が金正日国防委員長だと確認されながら、韓国メディアが約9時間の間誤報を出す状況が生まれた。
韓国政府の情報収集能力の不在も、誤報事態の主要原因だった。
聯合ニュースはこの日午前9時14分‘金正恩が図們を通じて、訪中’との一方を緊急打電した。
集団誤報の開始だった。
訪中主体が金委員長の3男の金正恩労働党中央軍事委員会副委員長なのか、確認の問い合わせが政府当局にあふれた。
政府高位関係者が“今後を見るべきだが、状況から見て、今日明け方金正恩が訪中したと理解する。
単独訪問なのか、金正日と一緒に行ったのかはちょっと見守らなければならないが一応一人で行ったと見られる。訪問地は北京ではないと見られる”と話したとされ、金正恩訪中は既定事実化された。

大部分の新聞と放送がインターネットとTV等を通して、金正恩訪中の便りを流し始めた。

もちろん大統領府は慎重さを維持することはした。
大統領府関係者はこの日午前11時記者らにブリーフィングで“誰が行ったのかは聞くことができなかった。
いつも中国は状況を知らせてこない”とだけ話した。

また他の関係者は本紙との通話で“政府では誰も確認しないこと”としながら“指導者の資格がまだ検証されていない者(正恩)の訪中有無について私たちがいちいち評価し、メディアに説明する必要があるか”と反問した。

午後2時頃記者らと会った政府高位関係者も“特別列車が(北朝鮮-中国)国境を越えたことは間違いない”という説明だけ出した。

北朝鮮高位要人が金正日なのか、金正恩なのかは公式確認しなかった。

しかし政府内でも特別列車に乗った人は金正恩であることという分析が優勢だったことは明らかだ。

金委員長はすでに昨年5月と8月2回中国を訪問したためだ。
また情報機関高位関係者が国会で“中国高位層が金正恩を四回招請した”と説明した点も、こういう観測の根拠となっていた。

この日9時間の間‘金正恩訪中説’はすべての媒体を通して報道されたが、明確に“誤った記事”という話をする当局者はなかった。

一部当局者らは金正恩の訪中が韓半島情勢に及ぼす影響に対するコメントも出した。

しかし午後5時を越えてから修正された。

訪中が金委員長だったと確認されたのだ。

正確な通知時間は確認されなかったけれど中国政府がわが政府に金委員長訪中事実を知らせたと伝えられた。

昨年5月にも、金委員長訪中を何日か後に控えて、李明博大統領と胡錦濤中国国家主席の首脳会談が開かれた。この時も中国政府が事前に金委員長訪中事実を知らせなくて論議がおきた。

昨年8月には金委員長が国境を越えた直後この事実を把握したわが政府関係者が、メディアに訪中事実を非公式確認した。

だが今度は国家情報院など情報機関が自らの機能を発揮できないのではないかという指摘が多い。

国家情報院が各種物の人的情報を総合して、午前に‘金正恩訪中’と大統領府に報告したのが誤報騒動を拡大したという観測だ。

政府消息筋は“国家情報院が当初、金正恩訪中だと判断したとすればそのように判断した基準が何なのかが情報当局の情報力不在にともなう誤報事態の本質”と話した。

米国が食糧支援決める 東亜日報

間違いなくこういう流れだろう。韓国はどうするか、こまった立場に追い込まれそうだ。


米が対北食料支援の5原則固める、北朝鮮人権特使が明日訪朝

MAY 23, 2011 07:39
米国政府は、すでに対北朝鮮の食料支援を実施する方針を決め、韓国との協議を通じて支援の時期や規模、目的、品目、方式に関する原則を固めたことが22日までに明らかになった。

複数の外交筋によると、△支援の時点は夏以降とし、△短期間の大規模支援は行わない、△緊急の食料危機でなく慢性的な食料難で困っている脆弱階層を対像に、△長期の備蓄と軍事的転用ができないよう支援品目を選ぶ、△北朝鮮が世界食料計画(WFP)に対して認めた内容より強化されたモニタリングを導入する――という内容となっているという。

ある消息筋は、「米国はWFPが、食料が底をつくと見込んだ5、6月を過ぎた時点で支援することで、WFPの調査結果を全面的に受け入れたわけではないことを示しだろう」と話した。

米国務省のマーク・トナー副報道官は20日(現地時刻)、「ロバート・キング北朝鮮人権問題担当特使が食料評価チームを率いて24日から28日まで訪朝する予定だ」と明らかにした。

訪朝チームには、国務省傘下の国際開発庁(USAID)海外災難支援局のジョン・ブラウス副局長ら専門家たちが含まれている。専門家たちは6月初めまで北朝鮮に滞在しながら、現地調査を行うという。08年に対北朝鮮食料支援の責任者だったブラウス副局長は、昨年は韓国の対北朝鮮支援団体に対して「北朝鮮が食料支援の再開を要請すれば、米国はいつでも提要する用意がある」との立場を表明した経緯がある。

欧州連合(EU)も対北朝鮮食料支援の検討を始め、食料評価団の訪朝構想を練っているとされる。

韓国政府筋は22日、「米国が食料を支援する用意がないまま食料評価団を北朝鮮に派遣したとは思えない」と見方を明らかにした。


http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2011052332628

2011年5月22日日曜日

中国‘南北韓国’同時外交、偶然なのか戦略布石なのか

韓国の新聞は、金総書記訪中で無数の記事を書いている。

それなりにおもしろいが、2つのコリア外交を展開している中国の狙いを書いているハンギョレの記事を取り上げる。南北同時外交は偶然だろう。ただ、政治は北朝鮮、経済は韓国という中国の外交姿勢が象徴的に現れたと指摘しているのがおもしろい。この分析でいけば、今回も金総書記と胡錦濤の会談は実現するはず。

|記事入力2011-05-22 20:25

東京に行った温家宝連続会合…中国本土では金正日一行

韓・中・日首脳会議と共に韓-中、中-日間個別首脳会談が22日日本、東京で開かれた見解中国では金正日・北朝鮮国防委員長を乗せた特別列車が上海と近い揚州に向かった。
金委員長の公式訪中日程は一切ベールに包まれているが、両国関係などを考慮する時、胡錦涛主席と金委員長の両国首脳会談が近い将来なされるものと見られる。

中国が行っているこのような同時外交はめずらしいという点で国際政治的に目を引いている。

特に韓・中・日首脳会議が大分以前から予定された日程なのに同じ時期に中国が北朝鮮指導者を招請して、首脳外交をすること自体が政治的意図があるのではないかという疑惑を一部では提起している。

だが東北アジアの安定を重視する中国の境遇では対立的というよりは相互補完的に両側を見ているという分析が一般的だ。

李ナムジュ聖公会大教授は“中国が力点をおいているのは北朝鮮が軍事的方式代りに改革開放の道を採択するようにすること”としながら“韓・中・日首脳会議一定期間でも金正日国防委員長が訪問するといえば中国としてはこれを受け入れるほかはなかったこと”と話した。

イ・ヒオク成均館大教授も“東京3国首脳会議と金委員長の訪中が重なるのは緻密に企画されたことというよりは偶然であるようだ”として“6者会談再開のための対話モメンタムを探している北朝鮮が中国訪問をそのような機会で活用しようとするようだ”と明らかにした。

東京3国首脳会議には党序列3位の温家宝総理が参加して、北朝鮮-中国首脳会談には胡錦涛国家主席が出ると予想されるのに対しても中国の通常な外交行為の結果という解釈が多い。

北京のある外交消息筋は“多国会談で地域協力性格の会談、経済的性格が明確な会談は温家宝総理が参加して、政治性が強い会談は胡錦涛国家主席が参加するような役割分担がなされている”と話した。

実際に韓・中・日首脳会議はその間四度皆温家宝総理が参加してきた。

だが金クンシク慶南大教授は“中国が注釈と総理が役割分担をするのは事実だが、胡錦涛主席が1年間に金委員長を3度や招請して会うこと自体が李明博政府スタート以後強化された北朝鮮-中国間の緊密な関係を見せること”と話した。


金ジョンチョル選任記者、北京/朴ミンフィ特派員

中国‘南北韓国’同時外交、偶然なのか戦略布石なのか

|記事入力2011-05-22 20:25

東京に行った温家宝連続会合…中国本土では金正日(キム・ジョンイル)一行

韓・中・日首脳会議と共に韓-中、中-日間個別首脳会談が22日日本、東京で開かれた見解中国では金正日・北朝鮮国防委員長を乗せた特別列車が上海と近い揚州に向かった。
金委員長の公式訪中日程は一切ベールに包まれているが、両国関係などを考慮する時、胡錦涛主席と金委員長の両国首脳会談が近い将来なされるものと見られる。

中国が行っているこのような同時外交はめずらしいという点で国際政治的に目を引いている。

特に韓・中・日首脳会議が大分以前から予定された日程なのに同じ時期に中国が北朝鮮指導者を招請して、首脳外交をすること自体が政治的意図があるのではないかという疑惑を一部では提起している。

だが東北アジアの安定を重視する中国の境遇では対立的というよりは相互補完的に両側を見ているという分析が一般的だ。

李ナムジュ聖公会大教授は“中国が力点をおいているのは北朝鮮が軍事的方式代りに改革開放の道を採択するようにすること”としながら“韓・中・日首脳会議一定期間でも金正日国防委員長が訪問するといえば中国としてはこれを受け入れるほかはなかったこと”と話した。

イ・ヒオク成均館大教授も“東京3国首脳会議と金委員長の訪中が重なるのは緻密に企画されたことというよりは偶然であるようだ”として“6者会談再開のための対話モメンタムを探している北朝鮮が中国訪問をそのような機会で活用しようとするようだ”と明らかにした。

東京3国首脳会議には党序列3位の温家宝総理が参加して、北朝鮮-中国首脳会談には胡錦涛国家主席が出ると予想されるのに対しても中国の通常な外交行為の結果という解釈が多い。

北京のある外交消息筋は“多国会談で地域協力性格の会談、経済的性格が明確な会談は温家宝総理が参加して、政治性が強い会談は胡錦涛国家主席が参加するような役割分担がなされている”と話した。

実際に韓・中・日首脳会議はその間四度皆温家宝総理が参加してきた。

だが金クンシク慶南大教授は“中国が注釈と総理が役割分担をするのは事実だが、胡錦涛主席が1年間に金委員長を3度や招請して会うこと自体が李明博政府スタート以後強化された北朝鮮-中国間の緊密な関係を見せること”と話した。
金ジョンチョル選任記者、北京/朴ミンフィ特派員

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2011年5月21日土曜日

金総書記 訪中の狙い

 

筆者作成の図です。

キャプチャ1

 金総書記の過去1年で3回の中国訪問が進行中である。どうやら朝、牡丹江を出発して別の場所に向かっているようだ。

韓国の新聞の見出しを見ていると、訪中目的を大きく5つあげている。

1.中朝関係の強化
2.食糧難打開のための支援要請
3.中朝経済協力推進
4.後継作業を進める
5.核問題の進展図る

1は最も一般的で、包括的な内容。だんだん具体的、特別な内容になっている。3ではないかという見方が強いようだ。私個人としては1.2.3が目的であり、4.5は考えていないと見ている。

逆に、正恩が同行していないのなら、自分の健康アピールをしたいのではないか。義弟の張成沢が同行しているのなら、金総書記と張の間は、一応問題がないと思われる。最近両者の間で摩擦が起きているとの見方もあった。

まだ訳されていないようなので、よくまとまっている朝鮮日報の解説を掲載する。

金正日訪中 経済官僚大挙連れて…中国援助、それだけ苦しい


●金正日、金日成大出身の張徳江副総理の案内受ける
●物資切実-全世界に食糧要請したが韓国の哨戒艦天安号後に、対北朝鮮支援急が途切れてしまい、昨年8月とはコースの長春・吉林開発地域などを訪問。この間ばら撒いた経済協力種今回刈り取るという意味

●胡錦涛また会うか-昨年と別に北京まで行って中国指導部いつも可能性

金正日国防委員長が20日、9ヶ月ぶりにまた訪中したことは北朝鮮の政治・経済的孤立がますます悪化する状況で支える所が中国だけという判断に従ったと見られる。

"中国という太い綱を握って危機を抜け出してみようとする必死のあがき"(政府当局者)という分析だ。

金正日は執権以後7回訪中したのに昨年天安艦事件以後だけでも3回も中国を訪れた。

◆経済的に追い詰められたた金正日
昨年韓国の哨戒艦天安号・延坪島挑発のために韓・米の対北朝鮮支援は完全に切れた。

今年の初め全世界に食糧をもの乞いしたがこれといった収穫がなかった。

しかし金正恩後継を定着させようとするなら米と物資が必ず必要だ。

来年4月強盛大国元年宣言のためにも今年をうまく越さなければならない。

金正日が1年間3回も直接中国に走って行ったことは"それだけ差し迫っているという証拠"(チョヨンギ高麗大教授)と見られる。

北朝鮮は昨年から中国との経済協力を強化している。
2009年26億8100万ドルであった大中交易額は昨年34億6600万ドルで約30%増加した。

ナム・ジュホン京畿大教授は"今回の訪中で昨年8月ばら撒いた経済協力の種を刈り取ろうとすると見る"とした。

金正日が図們を通して、訪中したことは中国が推進中の'窓である、長吉図(長春~吉林~図們をつなぐ地域)開発計画'と関連あるという分析が出てくる。

ハンキボン前国家情報院3次長(北朝鮮担当)は"金正日が窓であって開発に直接関心を見せることによって北・中経済協力を強化しようとすること"と分析。"中国との経済協力に速度を付けて、私たちに対北朝鮮制裁緩和を圧迫しようとする意図も伺える"と話した。

金正日の今回の訪中は、(艦事件以後、南北間の交流と交易を事実上全面遮断した。北朝鮮は年間3億ドルの被害を被ったと韓国政府は説明している)http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=1&ai_id=131709

5・24措置1年を4日残した時点になされた。

北朝鮮と中国は今月下旬、鴨緑江下流の'黄金坪'開発および豆満江下流の中国、琿春~北朝鮮、羅先市を連結する舗装道路着工式などを行うと発表された。

また、金総書記が金日成遺跡地が集まっている東北3省をまた尋ねたことは"金日成の後光を利用して、内部結束を固めようとする意図"(朴ビョングァン国家安保戦略研究所研究委員)と見られる。

◆胡錦涛主席とまた会うか?
金正日は昨年8月長春で胡錦涛主席と首脳会談をした。
情報消息筋は"昨年8月と違い、今回は金正日が北京まで行って胡錦涛や温家宝総理、次期指導者の習近平副主席に会う可能性がある"とした。

チ・ジェリョン駐中北朝鮮大使は最近習副主席など中国最高位層をあまねく会って、首脳会談を調整した。

胡主席は昨年8月の長春首脳会談の時"政府主導、企業中心、市場メカニズムを基本で経済協力を発展させよう"としていた。

当時金正日は食糧50万tと最新鋭戦闘機などの支援を要請して拒絶されたという観測がある。

金フンギュ誠信女子大教授は"金正日は北・中首脳会談を通して、どんな圧力と孤立にも'中国が背後にある' '生き残れる'というメッセージを送りたいこと"と話した。

◆金日成大出身中国副総理が案内
金正日を図們で迎えた張徳江国務院副総理は金日成大経済学部(1978~1980年)出身でハングルが流ちょうだ。

安保部署当局者は"張副総理が平壌で交流した北朝鮮人ら相当数が現在金正恩後継構築作業で核心的役割を受け持っている"とした。

彼は1995年から吉林・浙江・広東など3省書記を順に過ごした後、2008年3月からエネルギー・交通・産業担当副総理を受け持っている。

対北朝鮮消息筋は"彼は去る3月党政治局拡大会議で金正恩体制安定化のために中国が少なくとも5年間支援しなければと主張した"と伝えた。

長吉図開発は、具体的なイメージがわかないが、

 長吉図計画 中国政府が昨年8月に国家プロジェクトへの昇格を決めた地
域経済開発計画で、長春市、吉林市、図們市の頭文字を取って命名されたもの。
3市をつなぐ東西に伸びるベルト状の地域をひとくくりにし、沿岸地方などに比
べ遅れる経済の活性化を促すのが狙い。

中国側は以下のように説明している。

長吉図開発開放先導区には4つの意味がある。吉林省対外開放の先導区、図們江地域共同開発の先行区、全省発展の先導区、北東アジア地域協力の中心区の4つである」と、吉林省の韓長賦省長は話す。

http://www.peoplechina.com.cn/xinwen/txt/2009-11/20/content_230581.htm

2011年5月20日金曜日

訪問したのは父親だった。共同通信 フジテレビが確認


どうやら訪朝したのは父親の方だったみたい。中国ににらみをきかせられるのは父親だから。それに「まだ権力は渡さないぞ」というメッセージかもしれない。今日は疲れているので、明日、じっくり分析、翻訳します。

お休みなさい。

2011年5月19日木曜日

北朝鮮の違法輸入はすべて中国から 国連報告書

 今日は翻訳せず、他からの引用。国連の北朝鮮パネルが、武器の密輸に中国の空港が関与しているとレポートした。じつは私は、このレポートの原文をあるところから入手した。原文を見ると、空港だけではなく、大連港を通じて禁じられた物資を輸入している疑いも指摘されている。

中国が事実上、北朝鮮の違法輸入を助けているというのだ。原文では非常に遠回しに書いてあるが、間違いないというか、誰の目にも明らかなことだ。今後の展開が楽しみ。

国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが作成した最終報告書が、北朝鮮とイランの間で弾道ミサイル開発関連物資が「近隣の第三国経由の定期航空便」を使い密輸されている疑いがあると指摘していることが14日分かった。報告書は「第三国」の国名を明示していないが、複数の安保理外交筋によると中国を指している。

 パネルのメンバー7人のうち、中国の専門家はこうした指摘を削除するよう強く要求し、最終的に報告書に署名しなかったという。

 安保理の複数の決議は北朝鮮、イランに核・弾道ミサイル関連技術や物資、武器類の輸出入を禁じる制裁を科している。

 報告書は北朝鮮、イラン間で「弾道ミサイル関連物資が高麗航空、イラン航空の定期便を使い運搬されてきた」疑いを指摘。国際社会の監視の目をくぐるため、検査や取り締まりが甘い「近隣の第三国」の空港を経由していたという。北京などの空港とみられる。

 専門家パネルの過去の報告書は、北朝鮮が制裁対象の武器類の密輸出に際し、中国の大連港で別の船に積み替える偽装工作を頻繁に行っていた、と指摘している。(共同)

 [2011年5月15日10時49分]

2011年5月18日水曜日

中国の朝鮮半島政策は、朝鮮戦争から変わっていない キッシンジャー回顧録より

 

PYH2011051800040007101_P217日に発売されたキッシンジャーの回顧録に、朝鮮戦争のことが書いてあるようだ。聯合ニュースから関係部分を抜き出してみた。慌ててニュースにしたようで、言葉が硬く、日本語にしてもなじまない言葉が多いが、つまりは、朝鮮戦争は中国が北朝鮮を重要だと感じたため参戦し、その認識は今でも変わらないとある。

私も自分の本の中で、中朝関係は朝鮮戦争が作った、と書いたので、ほぼ同じ意見ということになる。

 

中、朝鮮戦争参戦理由、現在の中国の対北朝鮮政策判断に有意義"
(ワシントン=聯合ニュース)ソン・キホン特派員=ヘンリー・キッシンジャー前国務長官は17日市販された著書'中国に関して'(On China)を通じて、共産主義体制を構築した毛沢東の対外政策を初めて示した朝鮮戦争を分析した。

◆中参戦理由は北崩壊防止=毛沢東が朝鮮戦争に参戦した理由も米軍が1950年10月38度線北側を越えて、豆満江で北進するのに伴ったという伝統的な分析と違い、金日成の韓国への侵略後、米軍が直ちに参戦を決めた時から毛沢東は中国軍の戦争介入を計画していたと強調した。

キッシンジャーは"毛は米軍の38度線北側北進前から中国が介入しなければ、北朝鮮が崩れることだと判断したし、北朝鮮の崩壊を防ぐために参戦を決めた"として"米軍の豆満江までの進出を防ぐのは副次的な要素であった"と分析した。

キッシンジャーは"中国は米国の戦術的策略に対する反応や38度線を守らなければならないという法的根拠のためでなく、注意深く考慮した戦略的計算を土台に朝鮮戦争に介入した"として"中国の参戦はまだ現実化していない危険に対応する先制的戦略から始まったこと"と説明した。

キッシンジャーは"朝鮮戦争参戦は、中国が長期的側面で朝鮮半島がどれくらい重要な役割をするのか認識していたことを現わすことで、これは現代でも意味がある"と話した。

現在中国の対北朝鮮政策を考慮する要素が、朝鮮戦争参戦当時における中国の戦略的計算と連結する、というキッシンジャーの説明だ。

◆米.中.ソ連の朝鮮戦争得失点と中.ソ関係悪化=キッシンジャーは朝鮮戦争を決算しながら"戦争に参加したどこの国も、目標を全て成就できなかった"と総評した。米国と中国は得たもののと失ったもののがあるが"最大の敗北者はスターリン"と評価した。

米国は北朝鮮の侵攻を撃退して新生同盟国を守る成果を上げたが、中国をして強大国米国と戦って耐え忍ぶことができるという自信を与えたし、戦争遂行過程で政治的、軍事的目標を調和させることができなくて国内的論議を招くことによって10年後ベトナム戦で似たジレンマを繰り返したとキッシンジャーは分析した。

中国の場合は"朝鮮半島を米帝国主義から解放させる"当初目標を成し遂げられなかったが、新生共産主義中国の地位と軍事力、存在感を誇示する契機になったし、アジア共産主義運動に中国のリーダーシップを確保する成果を取った。
キッシンジャーは"金日成の南への侵略要求を承認して毛沢東の介入を催促したスターリンが皮肉にも、朝鮮戦争最大の敗者"として目標にした朝鮮半島共産統一にも失敗したし、参戦を通して、中国のソ連依存度を高めようとする意図も思い通りならなかったと診断した。

毛はスターリンの胸算用とは違って朝鮮戦争を契機に米国とソ連2つの強大国に対抗することができるという自信を得たし、朝鮮戦争争終戦と合せて中.ソ関係はより一層悪化した。中国はソ連とは違った独自的社会主義路線を歩むようになったとキッシンジャーは分析した。

キッシンジャーは"その後の10年過ぎなううちに、ソ連は中国の主要な敵になった。それから10年も過ぎないうちに、同盟の変化が発生した"と話した。

1971年7月大統領国家安保補佐官だった自身が極秘裏に北京を訪問して、引き続き米.中国交正常化につながる歴史を念頭に置いた言及だ。

2011年5月17日火曜日

中国でブロックされていたこのブログ

14から17日まで北京に行き、このブログのような中朝関係について話を聞いてきた。
しかしどこに行っても
金煕徳・元社会科学院日本研究所副所長のことで持ちきりだった。
この人は、国家秘密をもらしたとして14年の刑を受けたという。

http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1435.html
正確にはなにが問われたかのも不明。14年というのは日本でいえばかなり重い罪に相当する。

北京では記者も、学者もこの事件以来、警戒、萎縮しているようす。

何が罪になるか今ひとつはっきりしない国柄。いやはや怖い。

ついでにこのブログは、中国で見ることも書き込むこともできなかった。

2011年5月12日木曜日

アヘン生産を拡大 フォックスニュース

今日は北関係のニュースがたくさんある。
アメリカのフォックスニュースより転載。



Pinched by tightening economic sanctions and faced with what might become a contentious transition of power, North Korea is ramping up production of one of its key foreign currency generators -- heroin.
When satellite photos were released last week by Amnesty International showing the rogue nation’s prison camp system, some analysts were surprised by the expansion of agricultural lands around the camps.
“What was really surprising,” one satellite analyst, who studied the images but asked not to be identified, said, “was how farming acreage on the land around the Yodok camp had expanded. These are poppy fields and have been since we first looked at the camp in 2001.”
That assessment was underscored by Chuck Downs, executive director of the Committee for Human Rights in North Korea, who said that the regime's military, which runs the camps and the nation’s illicit heroin production, “do not allow food production by prisoners because they would steal it. They would rather grow drugs.”
Most analysts agree that the expansion of the drug-producing fields is a sign of a regime in deep economic trouble.

Downs said that the increase is the result of the bite of trade sanctions that are beginning to devastate the nation's economy and the need to quickly replace the hard currency lost to sanctions.
Of particular importance to the regime was the sale of missiles and arms abroad, which accounted for a large proportion of foreign income, but the 2006 trade embargo has vastly curtailed those sales.
The lack of foreign currency, he said, was also having its impact internally.
"The regime uses the money to distribute to party members to give them a sense of well being, usually in the form of gifts like color televisions. Last September a huge party meeting was surprisingly delayed because gifts that had been purchased from China, with foreign currency, had not arrived.”
Just how big the North Korean production of heroin has become is astonishing, according to analysts and intelligence reports, and has been largely overlooked as the international community focused on a bigger issue-- the sale of nuclear materials and technology. “It has gotten surprisingly little attention in the last ten years," according to Bruce Bennett of the RAND corporation.
Because of the secrecy of the regime there are no firm figures on drug profits, but estimates put the earnings on exports of heroin from $500 million to $1 billion annually.
“To put that in context,” Bruce Klingner, a senior fellow at the Heritage Foundation, pointed out that “the total for legitimate exports is estimated at around $1 billion annually.”
North Korea first turned to large scale heroin production in the mid 1990s when the nation’s manufacturing sector collapsed. Kim Jong Il, the nation’s dictator, decided that the heroin was the quicker way to make up for the export losses and ordered all collective farms to dedicate 12 acres to poppy production.
Since then, according Klingner, production has seesawed depending on the success of other exports, like missiles. Even more startling than the state’s involvement in heroin production is its use of its diplomatic corps to beat customs inspections in order to distribute the heroin.
Over the past dozen years more than 50 Korean diplomats or other state workers have been caught carrying drugs into more than 20 countries, according to a Congressional Research Service report.
In 1977, for example, Venezuela expelled the entire North Korean embassy for drug dealing. In 1993 Australia intercepted a North Korean vessel, the Pongsu, carrying $50 million worth of heroin into a port near Melbourne. More recently, North Korean diplomats in China, Russia, Japan and other countries have been found carrying or trying to sell heroin and have been expelled.
According to Klingner, one of the reasons that happens is that foreign embassies for the regime get no state funding for their legations.
“Diplomats are expected to fund themselves,” he said. “And this is one way they do it.”
He also said that because the United States has cut diplomatic relations with North Korea there have not been any incidents in the U.S.
Defectors from the North, including state security officials, say that as the heroin production soared, the regime used its diplomats not only to import the drugs, but to form alliances with organized crime groups overseas including the Russian Mafia and Japan’s Yakuza. This is allowing them to expand production even more, ensuring that their heroin reaches every corner of the world.


Read more: http://www.foxnews.com/world/2011/05/10/north-korea-growing-heroin-outside-prison-camps-satellite-photos/#ixzz1M5QtvVsF

グラハム師が見た北朝鮮 数十万人の北朝鮮の国民が餓死と警告

クリスチャンの新聞からの転載です。

グラハム牧師、北朝鮮慢性的食糧不足を警告
2011年05月10日20時04分

 

 米著名福音伝道者のフランクリン・グラハム牧師は、北朝鮮の深刻な食糧不足と政治的理由から食糧支援を行わない政府の政策に懸念を示している。FOXニュースチャンネルの「オン・ザ・レコード」にてグラハム氏は北朝鮮が深刻な食糧危機に陥っており、米政府が適切な支援を行う必要があると訴えた。

 番組司会者のグレタ・ヴァン・サスタレン氏に対し、グラハム氏は「人口2400万人のうち600万人が食糧不足に陥っています。もしこのまま何も国際社会が支援しなければ、すぐに数十万人の北朝鮮の国民が餓死していく状況に直面するでしょう」と述べた。

 米政府はサマリタン・パース含む非政府組織(NGO)に北朝鮮国内の食糧事情の調査を依頼している。2月の現地調査によると、厳しい冬の寒さや大雨・不作の影響で慢性的な食糧不足に陥っていることが判明したという。もしこのままの状態が続けば、北朝鮮の一部は6月中旬までに完全な食糧不足に陥るという。国連世界食糧計画(WFP)も調査を行い同様の結論を打ち出している。

 グラハム氏は「北朝鮮には食糧が切実に必要な状況にあります。6月までには支援する必要があります。2月に現地調査をしましたが、現在はすでに5月です。しかしまだ北朝鮮食糧支援に対する何の決定もなされていません。もしこのまま米政府が食糧支援を対北朝鮮外交における政治的武器として用いるのなら、悲劇が起こるでしょう。北朝鮮へ政府が食糧支援を行わないという選択には、政治的な意図があります」と懸念を表明した。

 韓国政府関係者らはオバマ米大統領に政府として食糧支援を行わないように警告している。AFPの報道によると、韓国政府は、北朝鮮政府に食糧支援を行うことで、来年度の金日成生誕100周年記念式典のために貯蔵されることを懸念しているという。経済制裁を解除することで、北朝鮮軍部に支援した食糧が行き渡り、本当に食糧を必要としている人々の手には行き渡らないことが政府による支援反対者らの中から指摘されている。

 しかしジミー・カーター元大統領はこの政策に反対しており、「北朝鮮の国民すべてが経済制裁下に置かれれば、指導者らが最も苦しまず、最も苦しむのは一般大衆となる」と懸念を示している。カーター元大統領は米政府および韓国政府が食糧支援を行わないことで人権を濫用していると非難している。同氏は4月に3日間、元政治家らとともに北朝鮮の現地調査を行ってきて食糧事情の深刻さを目の当たりにしている。

 米国務省では「北朝鮮は2009年に支援プログラムを突然中止し、米政府の人道支援担当者を国外追放させ、2万トンもの食糧を置き去りにした国です。北朝鮮国民の貧困の責任が誰にあるのかを覚えるべきです。北朝鮮政府自体に問題があります」と述べ、現状における北朝鮮政府への支援を否定している。

 一方グラハム氏は北朝鮮の政治的立場に関わらず、米政府は現実問題として北朝鮮政府に食糧支援を行っていくべきだと信じており、「私はイエスキリストの福音を伝える者として、政治的問題を持ちこみたくはありません。私は聖書はすべての人々に益となることをしなさいと教えていることを信じています。北朝鮮政府の意向を変えさせるための手段として食糧支援をもってくるべきではありません。北朝鮮政府には新たな政権への動きがあり、それを私たちも知っています。今米政府が一歩進んで北朝鮮に食糧支援を行い、次期政権を支援することは大きな意味があるでしょう。対話を進めて、友好関係を築いていくべきです。朝鮮戦争休戦から約60年が経過しています。それでも未だに対立関係が続いています。対話を通して友好関係を促進させる道を見つける必要があります」と述べている。

 カーター元米大統領の北朝鮮視察の報告によると、北朝鮮政府には、北朝鮮に対する強硬姿勢を高めている李明博大統領政権との友好関係を築こうとする試みは全く見てとることができなかったという。南北朝鮮関係は、昨年末に韓国戦艦が撃沈し、46人の乗組員が死亡した事件を受け、ほとんどすべての面で国交断絶状態にある。韓国政府は同件に関して北朝鮮からの適切な謝罪を要求している。米政府も北朝鮮が韓国との国交関係を改善するなら、北朝鮮との良好な関係模索を行うという方針をとっている。

 グラハム氏は政治的な膠着状態にある現在において、北朝鮮政権ではなく同国の数百万人が餓死に直面しようとしている国民に焦点が当てられるべきであるとし、「北朝鮮の国民には選択権がありません。彼らには何もありません。彼らは何とか生きようとしているだけです。1990年代に私たちは百万人以上の北朝鮮国民が餓死するのを見てきました。現在も90年代の当時と同様に深刻な状況なのです。体重を維持するのに平均1,700キロカロリーが必要です。しかし現状では北朝鮮国民1人につき700キロカロリー未満しか食糧が与えられていない状況にあります。これは何を意味するかと言いますと、このままでは栄養失調による餓死に直面してしまうということです」と述べた。

 AFPによると、米国務省のロバート・キング北朝鮮人権特使は、米政府は政治問題に関わらず北朝鮮の必要に応じた対策を行うべきだと主張しているという。

 グラハム氏は「北朝鮮の子どもたちが食糧不足により発育阻害に直面しています。雑草を引き抜いてきて、シチューを作って飢えを凌ごうとしています。さらに木の皮までも茹でて食べているような状態です」と食糧支援の必要性を深刻に訴えた。AFPによると一部支援団体が北朝鮮に16万トンから17万5千トンの食糧支援を行おうとしているという。しかしサマリタン・パースのケン・アイザック氏は今から食糧支援を行おうとしても、北朝鮮国民が餓死する前までに国民の手に行き渡るかどうかわからないと懸念を示している。

出所 http://www.christiantoday.co.jp/view-3167.html

咸鏡道で餓死者の知らせ よい友達

韓国NGOの報告 これが事実としてもまだ一部だけのようだ。ただ、本格的な対策は取られていない。

中央党には去る4月から,咸鏡北道と咸鏡南道一部で飢えて死ぬ人々が発生したという報告が上がっている。

中央党のある幹部は“春窮期に入りながら,全国的に食料事情が日に悪化している状況である程度予見されたことだ。

こうしたことが発生するかと思ってわが政府では食糧を解決するために多くの貿易担当者を中国に大量に送りだそうとしたし,今でも送りだしているけれど大きく実績を出せずにいる。

結局最下層住民たちが餓死するのをついに防ぐことができなくて咸鏡道から始まっている。”とした。

他の地域でも食糧不足で飢えて死ぬ人々が出てきたが,咸鏡道で餓死者数が一番たくさん報告されているといった。
特に労働者がたくさん集中している清津と咸興で餓死報告が絶えることなく続く。
一日をやっと1-2食おかゆで解決する労働者らだ。

このように行って餓死現象が全国に広がるのは時間の問題というものが中央党の認識だ。
中央党では餓死現象が全国に広がるのを憂慮して,中国でとうもろこしと小麦粉など輸入量をずっと伸ばしているけれど期待ぐらい効果は大きくない。

中央党のある幹部は“今は柿の木で柿が落ちるのを待つ状況だ。

外部で大量の食糧が入ってくることだけを望むという言葉なのに、私たちが見るのに,貿易にだけ中国で食糧を持ってくるのは限界がある。
外部援助がなければこの難局を打開することは不可能だ”と切迫した状況を伝えた。

出所 http://www.goodfriends.or.kr/n_korea/n_korea1.html?sm=v&p_no=8&b_no=12054&page=1

北朝鮮人労働者が中国に大挙流入 丹東だけで約1000人 東亜日報

国際 今日は東亜日報の転載です。

MAY 12, 2011 03:13
北朝鮮の労働者らが多数中国に流入している。
中国吉林省延吉のある大規模な中華料理店は、年明けから、北朝鮮出身の女性従業員を雇っている。北朝鮮の外貨獲得機構が、北朝鮮の飲食店を中国にオープンし、北朝鮮人労働者を使っているのではなく、中国人業者が、北朝鮮の労働派遣会社を通じ、北朝鮮人労働者らを多数雇っているのだ。20歳前後の若い北朝鮮人女性20人余りは、北朝鮮から同行した引率者の管理監督の下、この飲食店で雑務をこなしている。

遼寧省丹東周辺にはこれと似た事例が多い。丹東消息筋は、丹東や鴨綠江(アブロクガン)河口、東港周辺で雇われ、働いている北朝鮮人労働者は計1000人余りに上ると試算している。東港にあるシンガポール系衣類工場には、北朝鮮人労働者300人以上が働いており、今年、更に数百人を追加雇用するという噂が出回っている。他の各工場でも、北朝鮮人労働者が数十人ずつ雇われ、北朝鮮から派遣された「支配人」の監視の下、外部との連絡が禁じられた工場内に寝泊りしながら働いている。

丹東の消息筋は、「数年前までは、この周辺で働く北朝鮮人労働者は300~400人規模だったが、昨年から急増している」と話した。

北朝鮮人労働者らは毎月、100~200ドルを受け取っていると言う。同地域の中国人労働者の月賃金(300ドル前後)より遥かに低いが、北朝鮮人労働者らに回る金は、これよりも一段と少ないものとされる。北朝鮮の労働者派遣会社が一部を天引きしているからだ。北朝鮮人労働者は、残業などにもあまり愚痴をこぼさず、効率性も高いため、丹東などでは「北朝鮮労働者を求める」競争が繰り広げられているという。

2011年5月10日火曜日

【北朝鮮】北麻薬服用・売買者50人、金正恩指示で非公開銃殺

せわしない毎日が続いており、今日は世界日報からの転電にしときます。

正恩が指示したというとデノミ、国境地帯での脱北者とりしまり、思想教育強化などいくつも報道されている。公の場では発言していない正恩は実は大変な冷血漢なのか、それとも周囲が、彼の意向だとして過激な行動に走っているのか。私は後者だと思っている。

それにしても昨年から、北朝鮮の麻薬に関する報道が相次いでいる。外貨稼ぎのため、再び麻薬製造を本格化させているのだろうか。

 北朝鮮当局が1月、麻薬服用・売買などの疑惑で、住民約50人を非公開銃殺したという主張が出された。

 対北朝鮮短波ラジオ「開かれた北朝鮮」放送は9日、平壌市高位級消息筋の話を引用して、「後継者金正恩の指示で、昨年12月に始まった1次麻薬検閲中間総和過程で、平壌市と平城市で約20人、咸鏡南道、咸興市で約10人、咸鏡北道7人、両江道5人で、全国で約50人が1月末に処刑された」と伝えた。

 消息筋によれば、今回の措置は北朝鮮社会が麻薬中毒になっていることを知った金正恩が激怒して、下した措置で、銃殺対象は高位党幹部と軍幹部、富裕層、一般軍人など多様な階層というた。

 だが、以後にも麻薬問題が続いて、1日、「麻薬が根絶される時まで、強力な検閲を継続して、激しい場合には公開銃殺せよ」という追加指示が下された。

 消息筋は昨年12月、軍部の麻薬中毒が激しいといううわさが立ち、軍部に対する麻薬検閲が始まったと伝えた。

 平壌市内の軍人らに対する検閲以後、高位級党幹部らと上流層、軍部と保衛司令部要員らも麻薬を服用した事実が摘発された。

 この時から、金正恩は麻薬検閲を全国的な範囲で実施して、銃殺などで厳罰で対処せよとの指示を与えた。

 

主な正恩指示(グーグル検索による)

  1. 金正恩 「中国人偵探活動を強化せよ」 初めて指示 めっちゃホリディ

    2011年2月7日 ... 同放送によると、1月3日早朝に金正恩は各企業所や機関の保衛部に従事している該当者に対して、今年初めての指示として「主体の社会主義陣地を崩そうとするすべての社会分裂策動を徹底的に阻止せよ」という内容の命令を直接下したという ...
    asyura.com › アジア13 - キャッシュ

  2. <北朝鮮>「誕生祝いは控えめに」金正恩氏自ら指示か (アジアプレス ...

    2011年1月11日 ... 現在、金正恩氏の肖像画が党や軍、警察関係の幹部には配布されているようだと、北朝鮮.
    headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110111-00000001-asiap-int.view-000

  3. 「北、金正恩氏の指示で脱北取り|防災対策グッズ紹介

    disasterPの防災対策グッズ紹介の記事、「北、金正恩氏の指示で脱北取りです。
    ameblo.jp/disasterprevention/entry-10885218949.html - キャッシュ

  4. 2ちゃんねる大解剖 【北朝鮮】金正恩氏を「青年大将」と呼ぶな、当局指示

    2010年12月29日 ... 聯合ニュースは27日、北朝鮮当局が、金正日(キムジョンイル)総書記(68)の後継者に 決まった三男、金正恩(キムジョンウン)氏(27)のことを「青年大将」と呼ばないよう指示 していると報じた。 中国の消息筋の話として報じたもの ...
    valevalen.blog98.fc2.com/blog-entry-36.html - キャッシュ

  5. 视频:金正恩指示将朝鲜经济恢复到40年前水平 金正恩指示将朝鲜经济 ...

    2010年12月7日 ... 视频:金正恩指示将朝鲜经济恢复到40年前水平 金正恩指示将朝鲜经济恢复到40年前水平の動画を見るなら無料の動画検索サイトWoopie(ウーピー)!、Youtube、ニコニコ、世界中の動画サイトから视频:金正恩指示将朝鲜经济恢复到40年前水平 ...
    www.woopie.jp/video/watch/09f0e41dc4e21f4d - キャッシュ

  6. 「金総書記、別荘に水族館? 正恩氏指示、イルカも購入」:イザ!

    2011年3月26日 ... 26日付の韓国紙、中央日報は、北朝鮮の金正日総書記の別荘に水族館が新築され、ショーを行うためにイルカ4頭が中国から輸入されたと報じた。金総書記の後継者で三男の金正恩氏の指示とされ、イルカや設備の購入には300万ドル(約2 ...
    www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/499238/ - キャッシュ

  7. 金正恩が太陽節の前に国境での非社会主義の排除を指示」 - アジア ...

    2011年2月7日 ... 後継者の金正恩指示によって、国境地帯での非社会主義監視・統制活動が一層強化されていると伝えられた。 咸鏡北道の消息筋は7日「金正恩指示によって、非社会主義(別名:打撃対)が組織され、国境沿線に対する取り締まり統制が強化 ...
    www.asiapress.org/apn/archives/2011/02/07190950.php - キャッシュ

  8. 【北朝鮮】金正恩氏を「青年大将」と呼ぶな、当局指示[12/27]

    2010年12月27日 ... 聯合ニュースは27日、北朝鮮当局が、金正日(キムジョンイル)総書記(68)の後継者に 決まった三男、金正恩(キムジョンウン)氏(27)のことを「青年大将」と呼ばないよう指示 していると報じた。 中国の消息筋の話として報じたもの ...
    kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1293442561/l50 - キャッシュ

  9. 金正恩誕生日「平日のように過ごせ」と指示

    2011年1月8日 ... 同団体は「消息筋」を引用して、「金正恩の誕生日を平日のように送れとの指示が地域幹部らに通達された」とし、「その内容は『1月8日を全国的に休息せずに正常に出勤しながら、いかなる行事も行わないこと』というもの」と明らかにした。 ...
    www.worldtimes.co.jp/kansok/kan/kita/110108-1.html - キャッシュ

  10. 金総書記の別荘に水族館?正恩氏指示、イルカも購入 ― スポニチ ...

    2011年3月26日 ... 26日付の韓国紙、中央日報は、北朝鮮の金正日総書記の別荘に水族館が新築され、ショーを行うためにイルカ4頭が中国から輸入されたと報じた。金総書記の後継者で三男の金正恩氏の指示とされ、イルカや設備の購入には300万ドル(約2 ...
    www.sponichi.co.jp › 社会 - キャッシュ

2011年5月8日日曜日

労働新聞のイメージをウェブで

総連の関係者の方から教えられていたのだが、北朝鮮の労働党機関紙・労働新聞のウェブサイトができている。
紙面のイメージがだいたい分かる優れものである。
2012年に向けて対外アピールに力をいれているのが分かる。
今日の新聞には「どんな事をしてでも、人民を幸福にするのが金総書記の願い」という長文の政論が掲載されている。
この新聞の内容は、裏読みが欠かせない。

一度ご覧ください。

http://www.rodong.rep.kp/

2011年5月7日土曜日

北朝鮮の対中国鉱物輸出8年間17倍 RFA

韓国連合ニュースの記事 日本語版に訳されていないようなので、簡単に日本語にしてみた。
早くしないと中国が北朝鮮の鉱物資源を掘り尽くすかもしれない。

北朝鮮が中国に輸出する鉱物資源が2002年約5千万ドル規模だったのに、昨年には17倍(8億6千万ドル)に増えたと米国自由アジア放送(RFA)が7日伝えた。

RFAは韓国貿易協会と北朝鮮資源研究所などで入手した資料を通して,このように把握したと明らかにした。

RFAによれば今年1分期北朝鮮が中国に輸出した品目中1~3位は皆鉱物資源が占めた。

1位は石炭で、鉄鉱石が2位,非合金銑鉄が3位であり亜鉛とマグネシアが10位圏に入って,対中国輸出額中63%が鉱物資源だったとRFAは付言した。

今年1.4半期に北朝鮮が中国に石炭を売って稼いだ金額は1億5千400万ドルで、昨年同期の968万ドルより15倍に増えた。今年3ケ月の間石炭輸出額は昨年石炭輸出額(3億8千600万ドル)の約40%を占めたとRFAは説明している。

2011年5月6日金曜日

北朝鮮護衛総局20人今北京に 一週間後に正恩訪中か 中央日報

この記事はいずれ日本語になるだろうが、おおざっぱに訳してみる。典型的ないいわけ原稿で、後半までよむとこの情報は必ずしも正しいか限らないと書いてある。今回訪中しなかったら、中央日報は北京特派員を更迭すべきだ。去年の2月から繰り返し近く訪中とやっているのだから。


[中央日報]入力2011.05.06 03:00 /修正2011.05.06 03:00
中国消息筋“4日極秘訪問…金正恩訪中差し迫った”

北朝鮮金正日国防委員長の警護を受け持っている護衛総局要員らと推定される特殊要員20余人が4日極秘裏に北京に到着したと中国の一消息筋が5日伝えた。

この消息筋は“20余人の北朝鮮秘密要員が4日,北京を訪問したと聞いた”として“彼らは日常的な(北朝鮮と中国の)党と政府間交流とは関係がない他の特殊任務を持ってきたと見られる”と話した。

彼らは内部が見られないように黒く窓を加工特別車両に乗って移動しており中国公安の特殊部署で直接案内を受け持っていると消息筋は付け加えた。

彼らが北朝鮮護衛総局要員が確実な場合、金委員長の3男金正恩の訪中を事前に準備するための先発隊である可能性が大きい。

最近の慣行を見れば、護衛総局要員らが訪問した後、一週間後には北朝鮮の最高位級要人の訪中がなされてきたためだ。

彼らの北京入りの経路に対して消息筋は“平壌と北京を運航する高麗航空の定期便とは別途の専用機に乗ってきた場合もある”と説明した。

彼は“3泊4日ほど北京で活動した後,東北3省側に移動する可能性がある”と見通した。

訪中目的に対してこの消息筋は“金正日・金正恩の訪中と直結したと断定することはまだ早い”ながらも“少なくとも張成沢労働党行政府長以上の実力者級高位要人の訪中のための先発隊にきた可能性が大きい”と話した。

これと関連して,北京のある対北朝鮮消息筋は“護衛総局は金委員長だけでなく後継者で内定した金正恩の警護も受け持っていると見られる”として“このために金正恩の訪中がなされる場合護衛総局であらかじめ先発隊を派遣して,訪問予定地を事前に現地調査するのは十分に予想できる手順”と話した。

それと共に“金正日または金正恩でない他の要人の訪中のために護衛総局要員が先発隊にくるということは過去の慣行にあわない”と指摘した。

また他の消息筋は“朝鮮労働党総書記を兼ねている金正日の秘書室に該当する書記室要員らが護衛総局要員らと共に現れたとすれば金正日または金正恩の訪中と直結する確率が高まる”と話した。

彼は“北京に入ってきた北側の人間がが、本当に護衛総局要員なのか,書記室要員まで含まれているのか、まだ確認されなかったためにもう少し調べてこそ正確な判断が可能なこと”と話した。

一方年初から金正恩の訪中の可能性が絶えない中で最近では池在龍中国駐在北朝鮮大使が習近平中国国家副主席,賈慶林中国人民政治協商会の主席,李長春宣伝・理論担当政治局常務委員などを相次いで,接触して目を引いた。

これに対して北朝鮮高位層の訪中のための準備作業と関連あるだろうという推測が出回っている。

ある外交安保専門家は“胡錦涛国家主席の北朝鮮指導部招請が相変らず有効であり、いつでも訪中できる”として“中国が当然な贈り物を準備して中国指導部の日程が調整されたら電撃的な訪中の可能性は相変らずある”と話した。

反面北京のまた他の外交消息筋は“食糧不足と経済問題,後継ぎ構図の速度調節など北朝鮮内部事情のために金正恩の5月訪中は事実上現実的に難しくて,6月以後で遅れる可能性がある”として‘6月以後訪中説’を主張した。

2011年5月4日水曜日

中朝国境の黄金坪、北が中国に開発権付与へ 朝鮮日報

訳そうと思ったら日本語訳があった。消える前にコピペしときます。原文はさらに長かった。

金正日 | 張成沢

 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の妹の夫に当たる張成沢(チャン・ソンテク)朝鮮労働党行政部長が5月末に中国遼寧省丹東市を訪問し、中朝国境の鴨緑江に浮かぶ島、黄金坪の開発問題で合意する見通しだ。複数の中国政府消息筋が29日、明らかにした。
 それによると、張部長は来月28-29日、国境都市の丹東市を訪れ、黄金坪を中国に50年にわたり賃貸(50年間の延長オプション付き)する方式で開発権を付与する協定を結ぶことが分かった。中国側は「副首相級」の幹部が対応する。黄金坪は面積11.45平方キロで、鴨緑江の堆積物によってできた肥沃な土地で、新義州周辺で最大の穀倉地帯として知られる。

 北朝鮮は昨年「黄金坪特区法」を制定し、中国の丹東華商海外投資有限公司と50年間の賃貸を条件に、開発権の譲渡契約を結んだとされる。

 丹東の企業関係者によると、中国は黄金坪の開発権の譲渡を受けた後、鴨緑江新大橋が建設される丹東新区の国門湾の開発に合わせ、黄金坪を物流、観光、委託加工団地として開発する計画とされる。

丹東(中国遼寧省)=池海範(チ・ヘボム)中国専門記者

中国と羅先港・工業団地建設MOU締結…中朝経済協力急浮上

中国と港湾・工業団地建設MOU締結…経済協力急浮上
東北部での中朝経済協力が進展しているもようだ。この記事書かれている道路の連結だけではなく、鉄道、新たな橋も計画されている。丹東よりもこちらの方を中国は重視しているようにもみえる。




http://news.naver.com/main/hotissue/read.nhn?mid=hot&sid1=100&cid=307283&iid=330304&oid=028&aid=0002092147&ptype=011

‘2012年強盛大国建設’を旗じるしを掲げた北朝鮮も中国の動きに積極的に呼応している。
来る30日北朝鮮羅先特別市で北・中両国指導部が大挙参加した中で中国、吉林省、琿春の圏河と相対している北朝鮮道路工事起工式が行われると吉林省の政府関係者など消息筋らが明らかにした。

この事業を準備中の中国側関係者は最近、<一つの民族>誌記者と会って“北朝鮮-中国経済協力と北朝鮮開放を全世界に公表する席”として“中国中央政府でも指導者級など数十人が参加すること”と話した。
道路工事は経済開放と、大規模な北朝鮮-中国経済協力の信号弾だ。

二国を経済的に縛る大通路になるこの道路着工式と共に中国の羅津港開発、羅津港を通した大規模石炭輸送も本格化する。

都市開発計画は中国が北朝鮮と共同で作成したが、計画から投資および運営まで皆実質的には中国の‘設計図’により進行される。

現地消息筋らは‘中国と北朝鮮がすでに共同で羅先特区運営委員会を構成したし、中国側から委員長を受けることに決定された’と伝えた。

乗り出した投資には道理自動車など中国の大企業らが出ていると分かった。

その間話だけで終わっていた北朝鮮-中国経済協力と別に、乗り出した開発事業が、速かに推進されているのは中国と北朝鮮中央政府が乗り出した開発を媒介とした両国経済協力を直接関わっているためだ。

中国政府関係者は“チョンドミン中国商務部長が北朝鮮に行って了解覚書(MOU)を結んで、羅先の港湾・工業団地建設に中国と北朝鮮が共同で投資して管理することにした”として“羅先特区開発と合わさって、中国側の琿春を経済特区で昇格させる政策書類に温家宝総理が直接署名した”と話した。
北朝鮮も中央政府に羅先特別市を直轄管理する部署を作ったし、その間乗り出した開発の成果を出すことも出来ない過去の幹部らを更迭してイム・ギョンマン羅先特別市責任秘書など若い幹部を中央から直接派遣したと伝えられた。

中国の国境都市琿春では、北朝鮮側でお金と人が動き始めた。
羅先で仕事をするようになる中国人らのためのアパート500軒の建設工事が3月末すでに始まったと、施工を引き受けた建設会社関係者らが伝えた。

琿春~羅先道路工事は中国が資本と労働力を皆投じるのに、まず必要な500人余りの中国労働者相当数がすでに北朝鮮から6ケ月通行証を受けて、羅先に到着した。

琿春・延吉/朴ミンフィ特派員minggu@hani.co.kr