お知らせ

五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2015年5月30日土曜日

日朝協議の行方は?

昨日あるところで講演をいたしました。このブログの読者もいらっしゃっていて、「もう少しおまえの意見を書け」と言われました。このブログは私の調査活動の副産物なのですが、もう少し本格的な意見を書こうと思っています。
永続きするかわかりませんけど。

昨日の話の中で日朝協議の行方について話した部分を記録に残しておきます。
拉致被害者をめぐる日朝協議は全く動きがありませんが、このまま調査開始から一年を過ごしてしまうわけにはいかないでしょう。正式に協議を開く必要があります。
私は今後3つの可能性があると見ています
3つの可能性
1) 6月~7月に正式な政府間交渉を行い、北朝鮮側から報告受ける。報告内容については、一カ月の調査期間が必要とされているのでそこから日本政府が平壌に派遣して、裏つけを行う。
 これは最も一般的なプロセスです。しかしこうはならないでしょう。
日本側が最も重視する拉致被害者が生存するという確証が得られていないからです。
 とすると次ぎの可能性が考えられます

2) 拉致で進展なし。日本側が受け取りを拒否、平行線時間切れ決裂 北を非難し、6か国協議の枠組みを再構築して、その枠内で交渉を求めていく。
 責任を北朝鮮にかぶせて、おしまいという流れ。しかし、北朝鮮は朝鮮総連の議長の息子逮捕などについて反発していますが、日朝協議事態を破棄するとは言っていません。まだまだやる気があります。
 とすると第3の選択が有力になります。 
3) そもそも一年で報告はメドだった。結果がでないのならもっと調査してほしい。政府間協議を開いて、延期で同意する。ということです。

そもそも総連議長の息子逮捕での北朝鮮の反応は非常に穏やかでした。
http://www.asahi.com/articles/ASH4267HKH42UHBI023.html

朝鮮中央通信によると、北朝鮮は2日、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)議長宅への家宅捜索などに抗議する通知文を外交ルートで日本政府に送り、「このような状態では朝日政府間の対話もできない」などと主張した。

 日本の警察当局による総連への捜査を牽制(けんせい)し、拉致問題などをめぐる日朝協議を揺さぶる狙いがあるとみられる。

 通知文は、日本人拉致被害者の再調査を約束した昨年5月の日朝合意を「我々は誠実に履行している」とする一方、「日本が拉致問題を双方の間で解決する合意を破り、国連の人権舞台で国際化することで信頼できなくした」と指摘しているという。

 また、北朝鮮の最高人民会議(国会に相当)の代議員である総連の幹部活動家らへの家宅捜索を「前代未聞の国家主権侵害行為」だと非難し、日本政府に謝罪を求めている。

5月29日の午前と午後記者会見で菅義偉官房長官はこう述べています。約束違反だとか、正直ではないなどという批判は控えています。


<拉致問題>

【記者】拉致問題について伺います。きのうも同じ質問が出て恐縮ですが、きょうでストックホルム合意から1年となります。進展があまり見られない現状ですけども、今後の政府の対応についてお願いします。
【官房長官】政府としてはですね、引き続いて北朝鮮側に、この日朝間の合意に基づいてですね、迅速に調査を行って、速やかに、正直に結果を我が国に通報するよう強く求めている、その立場には変わりません。
 そして、拉致問題は安倍政権にとってですね、最重要課題であります。全ての拉致被害者の帰国に向けて、対話と圧力、行動対行動、この原則を貫いてですね、解決するべく、全力で現在、尽くしているところであります。


【記者】拉致問題に関する調査報告、北朝鮮側からの通報の時期については、めどといったものを含めて、何も現在、日本政府には伝えられてないということでよろしいですか。
【官房長官】我が国としては、速やかに、正直に結果を日本に通報するように強く求めているということであります。そして、昨年5月にですね、日朝政府間協議において、北朝鮮は、拉致被害者を含む全ての日本人に関する調査を行うと約束をしました。そして、7月に、特別調査委員会を立ち上げて調査をしたわけでありますので、我が国としては、もう、この調査委員会からのですね、報告も速やかに、正直に日本に通報するようにと、そういうことを現在、強く求めているという状況であります。
 はい。


【記者】北朝鮮の拉致再調査に関して伺います。ストックホルム合意では、拉致再調査だけでなく、遺骨や日本人妻問題など並行調査で合意していたのに対して、日本側は拉致最優先との立場です。この双方の認識の違いが結果報告の遅れにつながっているとお考えでしょうか。

【官房長官】政府としてはですね、この日朝間の協議等の機会に拉致問題が最重要課題である、このことを北朝鮮側に対してですね、繰り返し伝えてきております。拉致問題最重要課題という我が国の立場というのは、これ、一貫して今日までですね、それぞれの交渉の中で我がほうから先方に話してますので、北朝鮮側もそこは十分承知してるというふうに思います。
 そして、さらに平壌に、まで出向いてですね、そこも最高権力者に伝わるように政府としては行ってきてる、そういうことです。

交渉担当の岸田外相は29日の会見でもう話しています。

<拉致問題、北朝鮮からの回答>

【記者】はい。よろしくお願いいたします。
 ストックホルム合意からの発表からですね、ちょうど1年がたちます。で、また北朝鮮側からですね、何ら実効性のある回答というのがなされていない中で、今後7月4日なのか、1年をめどということなんですけども、それに向けて、日本政府として今後新たに何かできる措置というのはありますでしょうか。また、どういうことを北朝鮮側に求めていきたいでしょうか。
【外相】今後の具体的な日程については、今、何も決まったものはありません。日朝合意を、日朝合意に従って、この、速やかに調査を行い、迅速かつ正直に調査結果を通報するべく求めていく我が国の立場は変わってはおりません。
 そして、今後についてですが、北朝鮮から前向きな、具体的な態度を引き出すためには何が効果的なのか、こうした観点からの検討は引き続き、続けていかなければならないと思っています。
 以上です。

<1年をめど、の起点>

【記者】昨日ですね、菅長官が、1年のめどという区切りをですね、9月ともとれる発言はされていたんですけれども、確認なんですけど、大臣、1年をめどというのは、大臣、起点はいつだというふうにお考えですか。
【外相】えーとですね、調査が始まったのは昨年7月です。そして、昨年の9月に北朝鮮側から1年、1年をめどに調査を行う、行いたい、そういった発言があったということも事実であります。そういった事実は承知はしていますが、具体的な期限についていつまでとかいうことについては、何も決まってはおりません。
【記者】いわゆる認識として、めどという、1年めどというのは、7月4日起点なのか、その9月の時点なのかというのははっきりはしていないということですか。
【外相】今、申し上げた点だけは確認できています。

要するに一年は単にめどだと、後退を始めています。
早く出せといいながら、調査の期限は決めていないという。

このちぐはぐさを見ても、今後報告をできるだけ先延ばしにしようという意図が見えます。

現在安倍政権は安保法制の国会審議で、野党に追及されています。こんな中で中途半端な調査結果を受け取れるはずがありません。北朝鮮側も、まだまだやる気があるようです。双方の思惑が一致して、先延ばしになるのは間違いないでしょう。

2015年5月26日火曜日

北、張成沢核心側近釈放

内容が具体的なので事実なのだろうけれど、1人の力で外貨稼ぎがそんなにうまくいくのかは疑問だ。

http://www.rfa.org/korean/in_focus/nk_nuclear_talks/release-05222015103547.html


ソウル-キム・ジウンxallsl@rfa.org
2015-05-23Eメール反論コメント文コン・ユ印刷

アンカー:北朝鮮が張成沢の核心側近で分類して、逮捕したある女性を最近釈放して既にした外貨稼ぎ事業をまた任せたと知らされました。
北朝鮮住民たちは金正恩政権の外貨資金難がそれだけ深刻だという意味と解釈していると消息筋らは伝えました。
北朝鮮内部の便りキム・ジウン記者が報道します。

張成沢の側近で指定されて、一時処刑説まで回ったある女性が最近釈放されて、外貨稼ぎ業務に復帰したと複数の咸鏡北道)消息筋が明らかにしました。

地域住民らは張成沢側近の復帰の便りに驚きながらも、これから外貨稼ぎ事業が活気を帯びるという期待感を表わしていると消息筋らは言及しました。

咸鏡北道の一消息筋は“死んだものだと思われた清津市‘鉄峰会社’前社長イ・クモクが4月末正常に戻った”として“今は人民軍総政治局外貨稼ぎ機関に復帰して、既存の中国大方らと貿易事業を始めた”と17日自由アジア放送に話しました。

羅先市外貨稼ぎ事業所所長であったイ・クモクは金正恩執権後張成沢傘下の外貨稼ぎ機関だった‘鉄峰会社’社長に抜擢されて、清津市と羅先市を週舞台で外貨稼ぎ事業を活発に広げてきたと彼は付け加えました。

しかし張成沢処刑直前の2013年11月イ・クモクは国家保衛部に引きずられて行った後今まで便りがなかったと話しました。
だから咸鏡北道住民たちの中ではイ・クモクがすでに処刑されたことで察してきたと消息筋は説明しました。

これと関連して最近連絡がついた咸鏡北道のまた他の消息筋は“イ・クモクは清津市に家がありながらも、外貨稼ぎを口実で羅先市に別に別荘を所有していた”として“張成沢が羅先市に聞こえる時ごとにイ・クモクの別荘に主に留まった”と伝えました。

こういう理由らでして、幹部らと住民たちはイ・クモクと張成沢が恋人関係ではないか疑う契機になったと彼は付け加えました。

だがイ・クモクは美人型でもなくて年齢も60才が越えて、張成沢と恋人関係ではなかったことだと消息筋は線を引きました。

しかし張成沢の外貨稼ぎ事業でイ・クモクが核心的な役割をしてきたことは疑う余地がないとし、張成沢の他の側近らは皆粛清された状況でイ・クモクだけ国家保衛部の殺伐な調査で生き返ってきたことはすごいことながらも疑わしい部分だと話しました。

一方消息筋らは“イ・クモクが生き返ってこれたことは彼の優れた外貨稼ぎ能力が大きく作用したこと”としながら“外貨難でさまよう金正恩政権は卓越した外貨稼ぎ手腕を持ったイ・クモクのような人物が必要だったこと”と指摘しました。

消息筋らはまた“過ぎ去った時期からイ・クモクと関係があった住民たちと外貨稼ぎ機関らは彼の復帰を内心歓迎している”として“イ・クモクが外貨稼ぎ能力を発揮して、清津市と羅先市の経済に活気を吹き込んでくれることを期待している”と周辺の雰囲気を強調しました。

2015年5月21日木曜日

金正哲,張成沢粛清に関与”

http://www.rfa.org/korean/in_focus/nk_nuclear_talks/jangsongtaek-12112013135213.html?searchterm:utf8:ustring=%EA%B9%80%EC%A0%95%EC%B2%A0

こういう報道もあったので、訳してみました。肉親が協力したはずだということです。


ワシントン-ホンアールボシ
2013-12-11
アンカー:金正恩北朝鮮国防委員会第1委員長の兄が叔母の夫の張成沢の粛清作業に深く関与したという主張が提起されました。

韓国のイ・ユンゴル北朝鮮戦略情報サービスセンター代表は10日,今回の張成沢前国防委員会副委員長の粛清は金正恩第1委員長兄弟の合同作品だと主張しました。

その間機会をのぞいた金正恩第1委員長が叔母の金ギョンヒの健康が悪化した暇を狙って,実兄の金正哲と共に張成沢を投げ出したということです。
金氏一家警護部隊の護衛司令部で仕事をして去る2005年北脱出したイ・ユンゴル代表は、北朝鮮内の幹部級消息筋の情報を総合してみる時,金正恩第1委員長が最も信じられる金正哲に張成沢の粛清作業をお願いしたと話しました。

イ・ユンゴル代表:誰が粛清を直接担当するでしょうか。金敬姫がしますか?妻なのに。
金正恩がしますか?首領なのに。
首領が直接立ち上がって刀を持つことはできないでしょう。
以前に(粛清を)する時も金日成や金正日も他の人が刃物を握るようにさせたのではないですか。
強力で老練な人,秘密を隠すほどの人,信じられる人もなくてするから金正恩は金正哲が引き受けてするように互いに合意になったという。

李代表は中国言論を引用して,今まで北朝鮮でこれという職位がなかったことが分かった金正哲が今年4月を基点で北朝鮮の特権層エリート子供らが集まって作った私組織の‘烽火組’を通じて,金正恩の世襲体制維持のための活動をしているとしながら,この組織が今回の張成沢粛清過程に介入した可能性を提起しました。

結局叔母の夫張成沢の粛清のために金氏一家,すなわち金正恩と金正哲,そして金正日国防委員長の長女金説ソングまで出たとのことが李代表の主張です。

李代表は金正恩第1委員長が1人独裁体制を維持するため、途方もない粛清被風が北朝鮮に吹き荒れると展望しました。

イ・ユンゴル代表:北朝鮮住民たちも,特に北朝鮮の最高幹部らは完全体制に対する金正恩に対する信頼が離れていますね実質的に貨幣改革を基点で。
それを揺り動かさなければ通り過ぎるのが難しいことと考えて,恐らく共に打ちながら'見ろ,その誰も私に立ち向かうとこのようになる'ということを見せる過程ではないか考えます。
このような主張に対して北朝鮮専門家のグレッグ スカルラテュ北朝鮮の人権委員会事務総長も金正哲の粛清介入主張に対して十分に可能性がある話、と明らかにしました。
グレッグ スカルラテュ事務総長:はいその可能性は確かにあるとみます。
2人は高英姫の息子ですね。

そのように見れば追放にあった金正男よりははるかに信じられる兄弟でしょう。

それで金正恩も周辺に100%信じる人が必要で十分に金正哲がその役割になると考えます。

その間頭角を現わさなかった金正哲をはじめとする金氏一家族がこれから金正恩1人独裁体制確立過程でいかなる役割を受け持つようになるのか関心が集められています。

RFA自由アジア放送です

2015年5月19日火曜日

北朝鮮で占い大流行 RFA

明日はどうなるか分からないので、さらに未来を知りたいのだろう。

http://www.rfa.org/korean/in_focus/ne-je-05182015100527.html

アンカー:住民たちの迷信行為を厳重に取り締まっている金正恩政権の高位幹部らがまさに自分らの身辺不安により迷信行為をしばしば利用していると分かりました。

北朝鮮当局の迷信依存行為は金日成時代から続いてきたと消息筋らは主張しています。

北朝鮮内部の便りキム・ジウン記者が報道します。

15日国境地域に出てきた平壌市のある住民は“外貨稼ぎで商売に乗り出した人々はまず。有名な占い所から探す”として“迷信行為を通して、運命や未来の吉凶を見る現象は、住民たちの中に普遍化された”と自由アジア放送に伝えました。

北朝鮮当局やはり一般住民たちの迷信行為を厳格に取り締まりながらも、内部的には権力を維持するために迷信行為を活用していると彼は付け加えました。

北朝鮮幹部層の迷信行為はすでに金日成時代から始まったとのことが消息筋の言及です。

北朝鮮高位幹部らの迷信行為は金日成の死亡という大きい事件を通して、住民たちの中に広く知られたと彼は主張しました。
金日成が有名占い師ら反対を押し切って、妙香山に行って死亡したという話が当時北朝鮮住民たちの中に大きく広がっていたと消息筋は説明しました。

ひいては北朝鮮の幹部らが94年金日成の死亡当時黒い喪に服して金日成の死体の前で号泣した3人の女性らが直ちにその占い師たちだと遠慮なく話していると彼は強調しました。

米国の前職大統領ジミー・カーターの北朝鮮訪問を反対したのも彼ら占い師たちだと消息筋は話しました。

当時占い師たちはカーター大統領が歴訪した国の首班らが死亡したり、良くないことがあった点を反対の理由に選んだと彼は話しました。

彼らの占卦を信じた金正日はカーターに会わなかったけれど、金日成は彼との出逢いを押し切ったと消息筋は付け加えました。

一方16日咸鏡南道の一消息筋は“金正恩政権はどの政権より、さらに迷信行為に頼っているようだ”と自由アジア放送に伝えました。

それと共に咸興市の有名少女占い師と知らされた13才少女が、国家保衛部へ呼ばれた理由を伝えました。

13才なった占いは周辺で起きる仕事をあきれるように言い当て、ある日国家保衛部でその少女を平壌に連れていったと説明しました。

死んだものだと分かった少女が数ヶ月ぶりに家で安否を伝えられながら、北朝鮮保衛当局さえ少女の占星術を利用して、未来を予測しているという主張に力付けられるようになったと彼は話しました。

特に平壌の名が知られた占い師たちは高位幹部らに対して“大部分の幹部らは運命が良いというよりも、出身成分が良くて、出生した人ら”としながら“彼らはせいぜい道路清掃をしたり、花畑でも育てなければならない”と否定的に説明しました。

一部では“社会の下部末端で、他の人の指示を受けなければならない運命を持って生まれた人々の多くが、中央や国家機関に座って、号令しているので国の姿がめちゃくちゃになるのは自明なこと”と嘆いていると消息筋は伝えました。

2015年5月14日木曜日

玄永哲、一躍出世から電撃処刑までの歩み

http://blog.donga.com/nambukstory/archives/106261

東亜日報の脱北記者の分析。一時は功績を挙げ、金正恩に気にいられたが、どんどん力を削がれたという。


byチュ・ソンハ記者2015-05-14 12:22 am

金正恩に対する不敬・不忠罪で残酷に処刑されたと知らされた玄永哲人民武力部長は金正恩が北朝鮮の権力を譲り受ける過渡期に大きい功績を立てて、常勝疾走をした人物だった。

2008年8月脳卒中で倒れて約2ヶ月ぶりに回復した金正日は、その時から本格的に金正恩に権力を委譲し始めた。
北朝鮮消息筋によれば2008年11月金正恩は軍部を一番先に譲り受けたし、翌年3月まで保衛部と偵察総局も自分の手中に掌握した。

軍指揮権を受けた金正恩は“祖国を裏切って国外逃亡する人間をなくす”とお父さんの前で約束した。
自身の能力をお父さんから証明するために掲げた初めての課題であったことだ。

当時は2006年2000人を越えた韓国入国北脱出者は、毎年数百人規模ずつ増えていた時であった。
当時白頭山から新義州まで国境警備を管掌する8軍団長だった玄英哲と金正恩の縁はこの時から始まった。

玄永哲は“警備隊員が北脱出の試みを申告すれば、北脱出を試みるものから受けたわいろは絶対奪わないで、むしろ労働党入党と昇進をさせてやる”という北朝鮮で想像するのが難しい破格的な制度を導入した。
これは途方もない効果を出した。

このため軍人らがわいろを受けた後、北脱出者を申告する事例が急増して、お金があっても北脱出が不可能なことは状況が作られたとのことだ。

国境警備隊と北脱出者の間の信頼関係が切れて、2009年2914人だった北脱出者数字は2010年2401人で減ったし昨年には1396人で大幅に減った。

2009年数十ドル程度に過ぎなかった脱北費用は2015年現在8000ドルに肉迫する。

それもこのお金を渡した後、逮捕されないかという不安感のために活発に取り引きがなされないでいる。
北脱出者と国境警備隊間に不信を作って、北脱出を抑制した功労で玄永哲は金正恩の目に入って、1線軍団長出身でないことにも2010年9月人民軍大将兼党中央委員に任命された。

金正恩は2012年7月軍部1人者であったイ・ヨンホが軍総参謀長が粛清されるや彼を後任総参謀長に任命した。
玄永哲の階級も副元帥に上がった。

この時が彼の全盛期であった。

玄永哲は一躍出世で総参謀長に上がったが、軍部管理を金正恩の思い通り上手にできなかった。

金正恩は金正日死亡哀悼期間が終わるやいなや、軍部手中にあった途方もない規模の外貨稼ぎ権限を自分の手中に入れようとした。

当然軍部は反発した、こういう既得権の衝突がイヨンホ粛清まで続いた。

総参謀長に上がった玄永哲は、金正恩と張成沢の意により、軍部の金脈を素直に譲り渡して反発も叩かなければならなかった。

2012年8月無道を訪問した金正恩は軍人らの栄養状態が良くないという理由で玄英哲を現地海岸砲重大中隊長で1ヶ月の間過ごすようにして階級も副元帥で大将で降格させた。

ここに終わらないで2013年5月玄永哲は前方軍人3人が相次いで亡命し、その責任を負って前方5軍団長に左遷されたと知らされた。
階級もまた上将で降格された。
昨年6月また人民武力部長席に上がって大将で復権したが、これは彼の最後の職責になった。
結論的に見る時、玄永哲は金正恩の目に入った初めて‘能力ある将軍’だった。

だが軍部全体を治めるのに限界を示したし、降格と福建という金正恩の‘超星遊び’に不満を抱いて命まで失うようになった人物で評価することができる。

2015年5月11日月曜日

ミサイル技術急成長か?

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2015/05/10/2015051000414.html

 

去る9日北朝鮮が潜水艦弾道ミサイル試験事実を公開したのに続き、東海(日本海)上で艦対艦ミサイル3発を発射して、国際社会が緊張している。
[アンカー]
北朝鮮が東海上にミサイルを発射して潜水艦弾道ミサイル試験を公開し、対南威嚇を継続しているなかで、外信は北朝鮮ミサイルが技術的に急成長したと評価しました。

特にこのような技術向上は今後対北朝鮮交渉に影響を及ぼすことだと分析しました。
キム・ドンヒョン記者です。
[リポート]

海辺水面下でミサイルが火をふきながら飛んで行きます。
昨日北朝鮮媒体らが公開した潜水艦弾道ミサイル発射実験の姿です。
英国BBCは今回のミサイル公開発射実験が成功したとすれば、北朝鮮弾道ミサイル水準が相当な水準に上がったことだと評価しました。

特に潜水艦弾道ミサイルは発射前情況捕捉がかなり難しいという点で脅迫的だと分析しました。
また北朝鮮が核ミサイルを最大20ケまで製造できると推定されるが、米国本土を打撃するのに必須の核弾頭小型化実験には成功したのかはまだ不明だと付け加えました。

北朝鮮は昨日も東海海上にKN-01艦対艦ミサイル3期を発射しながら、対南威嚇を継続したのに、AP通信は北朝鮮のこのような行動は米国政府との核交渉で有利な地歩を占めようとする意図が隠されていると評価しました。

米国国務省は北朝鮮の潜水艦弾道発射実験は、国連安全保障理事会決議の明白な違反行為と警告しました。
また北朝鮮が緊張を追加で高めさせる行動を自制して国際的義務と約束を忠実に、履行しろと促しました。

2015年5月5日火曜日

訪ロ中止はミサイル売買が原因 香港テレビ

http://m.chosun.com/svc/article.html?sname=news&contid=2015050300632

どの報道を見ても推測になっているが、ロシア、中国のメディアは内部不安よりもお金の問題だったとしているのが興味深い。

 

北朝鮮、金正恩国防委員会第1委員長が9日、ロシアで開催される戦勝記念式に不参加となったことをめぐり、中国とロシアのメディアはすべてお金の問題だという分析を出た。北朝鮮側が金正恩訪ロを条件に、様々な援助を求めたところ、ロシアが拒否したという観測です。

キム·ドンヒョン記者です。

[レポート]
北朝鮮、金正恩国防委員会第1委員長の突然のロシア訪問キャンセルがロシアとの武器購入交渉過程での不協和音のためだという観測が提起されている。

先月30日、ロシア政府が北朝鮮の金正恩が、9日、ロシアで開催される戦勝記念式に不参加を発表しながら、その背景を置いて関心が集中しました。

香港鳳凰衛星TVはロシアの軍事専門家を引用し、北朝鮮が先月中旬、ロシアの防空ミサイルのS-300の4つの砲台の購入を要請したが、(現金決裁ではなく)現物交換方式を固執する北朝鮮に対してロシアが否定的反応を見せた明らかにした。

S-300はロシアが旧ソ連時代から開発を続けてきた戦闘機撃墜の地対空ミサイルシステムで、ロシアが現金取引方法と一緒に、中国などの同意が必要だという立場を伝えた。これに対する抗議として金正恩の訪ロを電撃キャンセルしたという分析しました。

ロシアの日刊紙であるコムソモールも金正恩の訪ロキャンセルの背景には、お金の問題が作用したと分析しました。

この新聞は、「北朝鮮側が相互利益となる協力を準備せず、一方的にロシア側の無償援助だけに固執した」と批判しました。

この他にも金正恩がクーデターなどの内部不安要因を懸念し、ロシア訪問を電撃キャンセルしたという観測も提起されます。

金正恩がロシアにいかなかった6つの原因

中国のブログ記事

http://blog.sina.com.cn/s/blog_5f54ff2b0102vj6i.html

TV朝鮮キム·ドンヒョンです。