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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2017年4月17日月曜日

韓国への通報なしの先制攻撃ありえない。

 

http://www.mt.co.kr/view/mtview.php?type=1&no=2017041618463539804&outlink=1

覚えきれなくなってきたので、ハングルのままですが

ミサイル日誌のグラフィックスを貼り付けておきます。

2017041618463539804_1

 

もし北朝鮮を米国が先制攻撃するとき、その予兆として何が考えられるかと聞かれたので、考えて見た。

 

シリアは、米国人や同盟関係にある一般人がいないので、いきなり攻撃できる。しかし、北朝鮮はそうはいかない。いくら暴れ者のトランプであれ、米国の国防関係者はそんな乱暴な先制攻撃には抵抗するはずだ。

最大の前兆は韓国への相談だろう。1994年の危機時にも、当時のクリントン大統領は金泳三大統領に連絡している。

この事前通報について韓国国防部のスポークスマンは11日ブリーフィングで米国の対北朝鮮先制打撃時、韓国があらかじめ知ることが出来るのかについて「それ(先制打撃)は韓・米間緊密な協調を土台にして堅固な韓・米連合防衛態勢下で形成される」と話している。


米軍が北朝鮮を打撃しようとするなら駐韓米軍を活用しないことは難しい。

現在韓・米同盟軍統帥(指揮命令)体系は

両国大統領・国防長官・合同参謀議長で構成された国家統帥・軍事指揮機構(NCMA)→

韓・米安保協議会の(SCM)→

韓・米軍事委員会(MCM)→

韓・米連合司令部の系統を踏む。

先制打撃がなされる場合、両国大統領・国防長官などの事前協議および指示の下実行されるほかはない。


専門家たちはこういう制度的装置の他に現実的にも米国が、韓国政府に秘密にしたまま打撃するのは事実上不可能だと話す。

北朝鮮は全面戦争を繰り広げなくても340の長射程砲が首都圏と米軍基地を射程に入れている。1000余発に達するスカッド・ノドンミサイルで韓国全域を攻撃することもできる。

これに対する対応は駐韓米軍だけでは不可能で,韓国軍砲兵,玄武2・3ミサイル部隊など韓国軍の助けを受けなければならない。


朝鮮半島周辺の在日米軍,グアム基地で出撃した戦略爆撃機が北朝鮮を打撃する場合にも駐韓米軍の対北朝鮮偵察監視および作戦態勢が強化されるから、

韓国軍に秘密里で行えない。


20万人を越える韓国内米軍および米国民の待避の動きは米国の先制打撃実行有無を計る決定的兆候となる。

日本国内でも、在日米軍基地にステルス性やデータ検知能力の高い戦闘機の配備が行われたり、離発着陸が増えることが想像される。

韓国の大統領選に立候補している候補で、米国の先制打撃に賛成している候補は1人もいない。

朝鮮日報、聯合ニュース 参照

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